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『本は10冊同時に読め!』? 読書法の正解

チマタには、「読書法」「読書術」と銘打った本がたくさん並んでいます。
読書は百利あって一害なし!とばかりに、ビジネス界のエライ人もアカデミズム界のエライ人もとにかく本を読むことをすすめています。

読書はどこまでいっても「趣味」なので、読む読まないはもちろん、個人の自由です。
が、人間としての内面を充実させたい人、世界や人生について自分なりの哲学をもちたい人、日々の生活を豊かにしたい人は、やっぱりある程度本を読まないとダメみたいです。いろんな人の話を聞いても、自分の実感としても、そう思います。

では、いったいどんな本をどれだけ、どんなふうに読めば「いい読書」といえるのか?

今回は、チマタにならぶ数ある「読書法」本のなかから独断と偏見で3冊をピックアップし、読書に関する私の見解をぐだぐだ綴ってみようと思います。

年に何冊読めば「読書家」?

20歳当時、大学から「本読め」プレッシャーがすごかったので(?)、何となく読書の習慣が身についた私ですが、そのとき疑問に思ったのが「年に何冊読めば“本読んでます”ってことにしていいんだろう?」ってことでした。

どこの本で読んだのか忘れましたが、どっかの大学の教授がいうには(超曖昧)、「年50冊」が最低ラインみたいです。

ですが、その「50冊」もラインナップが重要。
純粋に趣味として、エンターテイメントとして読書を楽しみたい人はラインナップなんてどうでもいいですが、人間としての内面を充実させたい、世界や人生について自分なりの哲学をもちたい、日々の生活を豊かにしたいなどの目的をもって読書をする場合、一定レベルの「読むべき本」というのが存在するようです。

読書力 (岩波新書)

読書力 (岩波新書)

この本で齋藤孝氏(明治大学助教授)がいうには、「文庫100冊、新書50冊を4年間で読む」のが、目的をもって読書をする人に目指してほしい基準のようです。ここでいう「文庫」というのは、電撃文庫とかではもちろんなく(笑)、岩波文庫新潮文庫をさしています。推理小説や娯楽本などをのぞいた、ナツメソウセキとかヘルマンヘッセとかの本のことです。
新書はサイズが特徴的なのでわかりやすいですね。岩波新書とか中公新書とかそういうやつです。
これを5年でも3年でもいいんだけど、一応4年を目標に読むといいらしい。

あと齋藤孝氏は3色ボールペンで線を引きながら読むといいといっています。青が「まあ大事」、赤が「すごく大事」、緑が「大事ではないかもしれないが自分の心にピンときた」場所、みたいな感じで色分けをしていく。

しかし、こういった教養を高める文庫や新書でなく、軽いエッセイやビジネス書が読みたいときだってありますよね。

ビジネス書の読み方

特に、社会人になってから、ビジネス書を読むことが非常に多くなった私。

本当は齋藤孝氏がいうような、人間としての教養を高める読書を目指してどんどん本を読んでいきたいところなのですが、疲れてるともうちょい即物的な答えがほしくなることもあるわけです…。

では、ビジネス書はどう読んでいくのが正解なのか? 私が参考にしているのは本田直之氏。

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

ビジネス書は娯楽本やエンターテイメントに近いので、読むのにそれほど負荷がかかりません。そのためか、『レバレッジ・リーディング』の著者である本田直之氏は、年間400冊ものビジネス書を読んでいるらしいです。

本田氏は、ビジネス書を買うお金やそれを読む時間は投資だと思え、みたいにいっています。あとで10倍くらいになって返ってくるから、金も時間も惜しむなと。
そして、本が汚れることをおそれずに、本のページの端を折ったり付箋を貼ったり線をひきながら読むようにしろと。なぜなら、本のなかでピンと来た場所、自分に活かしやすい場所などをあとで見返し、読書メモを作るためです。

10冊同時に読む?

教養系の本ばかりだと飽きてしまいますが、ビジネス書で即物的な答えばかり探していても人間的に深まっていかない。
ならば、いろんなジャンルの本を並行してバランスよく同時進行的に読んでいけばいい。

独特の「成毛眞節」は本書を読んで楽しんでいただきたいのですが、とりあえず読書法として成毛氏が提唱しているのは、いろんなジャンルの本を10冊くらい同時に読めということです。そのわけは、1冊を最初から最後までじっくり読んでると飽きてしまって、読書が嫌いになるから。

しかし、成毛氏は「3色ボールペンで線を引きながら読むなんてアホらしい」みたいなことをいっています。本は端もおらず、きれいに読むもんだと。
齋藤孝氏や本田氏と真っ向から対立。どうすればいいのか!

まとめ

いろんなエライ人のいろんな読書法について紹介しましたが、三者三様というか、みなさんけっこうバラバラなことをおっしゃってるので、結局各人お気に召すままってことでしょうか。なーんだ。

本は買うべきか、それとも借りてもOKなのかとか、線を引くとか引かないとか、そのへんはお好みに合わせてFREEDOMでいいんだと思います。

ただ、私の実感としてなのですが、娯楽としてではなく教養として読書をとらえている人は、最低年50冊。この基準はクリアすべきなのかなって思いました。

私はもともとはあんまり読書家ではなかったのですが、20歳をこえてからは毎月5〜10冊くらい本を読んでいます。決して多いほうではないと思いますが、それでも月1冊とかだった高校生時代に比べると、明らかに頭の中身が変わってきたように思います。

最後に、私が読書記録に使っているサイトを紹介。

昔は読み終わった本のタイトルや感想をノートに書くというアナログな手法で読書記録をつけていたのですが、最近は読書の記録はすべてこのサイトでデジタルに記録しています。やっぱりアナログ記録よりはるかに便利です。読んだ本の合計冊数とか1日平均とか、他の人がどんな本を読んでいるかとかいろいろわかって楽しいです。
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みなさん、楽しい読書ライフを!