チェコ好きの日記

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毎日本を読むことの、“直接的な”効能を得よ。

本は、読まないよりは読んだ方がいい。

このことに異論がある方は、あまりいないと思います。

では、なぜ本は「読まないより読んだ方がいい」のでしょうか。


これは、「モチベーションを上げるため」とか「教養を深めるため」とか、人によって意見が分かれるでしょう。もちろん正解はありません。

ちなみに私は、社会人になってから、学生のときより読む本の量が増えたという、ちょっとレアケース? な人間です。

なぜそんなことになっているのかというと、おそらく私が読書から“直接的な”効能を、毎日得ているからだと思います。そしてその効能は、学生のときの私より、社会人になってからの私にとって、有効な効能なのです。

「長い目で見ればそのほうがいいってわかってるんだけど……」みたいなことのために、毎日地道な努力を続けられる人は、なかなかいません。どうせやるのなら、人間やっぱり、直接的な効能を、短期間で得たいと思ってしまうもの。

そこで今回は、毎日本を読むことで短期間で得られる“直接的な”効能について、考えてみました。

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◆いちばんは、やっぱり現実逃避?

現実逃避、というと後ろ向きな響きに聞こえてしまいますが、私が毎日本を読んでいる理由、学生のときより読書量が増えてしまった理由は、やっぱりこれに尽きるのではないかと思っています。

私は毎日だいたい、夕食後にゴロゴロしながらorお風呂のなかで読書をしているのですが、これらの時間が、1日のなかでいちばん心安らぐ、癒しの時間です。12時間働こうと、14時間働こうと、読書をする時間は必ずとっています。本を読む時間がないと、肉体的な疲れはとれても、精神的な疲れがとれないのです。

では、その癒しの時間に何を読んでいるのかというと、やっぱり“現実逃避できるような”内容のものをえらんでいます。


例えば、旅行エッセイ。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読む前に、これもチェック! - (チェコ好き)の日記
私は旅行が好きなので、時間とお金が許すのならば1年中、世界遺産やリゾート地など世界のどこかを飛び回っていたいです。しかし現実にそれをやるのは難しいので、本を読んで「旅行している気分」を味わっているわけです。毎日。

同じ理由で、歴史や芸術の本もよく読みます。
歴史の本は、「2013年、日本」から一気にイースター島や大戦中のヨーロッパ、今は亡きインカ帝国なんかに連れて行ってくれます。芸術の本も、作家の人生はその作家が生きた「土地」と深くかかわり合っていることが多いので、例えばカラバッジョの本を読めばイタリアを旅した気分に、ゴーギャンの本を読めばタヒチに行った気分になれるというわけです。

あとは小説ですが、これも、「2013年、日本」を思わせる現代小説よりも、古今東西を問わず、古典小説のほうが最近は好きです。


◆「がんばるため」ではなく、「サボるため」の読書があってもいいと思う

「毎日本を読んでいる」というと勤勉なイメージをもたれることが多いのですが、私は「自分を向上させるため」に本を読んでいるつもりはあまりなくて、どちらかというと、毎日疲れるので、「がんばるのをサボるため」に読書をしています。息抜きです。

私のまわりは比較的たくさん本を読む人間が多いので、「出版不況」とかいわれると「?」と思ってしまうのですが、全体的に見ると、本を読むことを習慣としている人は確かに少ないらしい。
なぜ本を読むのか - 自由日記

みんな、「息抜き」もロクにしないでよくがんばっているなあ、と思ってしまいます。「読書以外のことで息抜きしているんだよ」といわれてしまうかもしれませんが、食べることもゲームをすることも恋人と会うことも、読書に比べれば遥かにお金がかかります。500円で3日くらい遊べる娯楽がほかにあるでしょうか?

自分の好奇心に忠実に、素直に行動していれば、自ずと本を読むことになってしまうと思うのです。




★★★

息抜きという、“直接的な”効能が得られるからこそ、私は毎日せっせと本を読んでいるのです。

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