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チェコ好きの日記

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ロンドンひとり旅 オックスフォードへ

西欧

ストーンヘンジ、バース、レイコックと、ロンドン近郊の名所や、小さな町をめぐった前回。
ロンドンひとり旅 ストーンヘンジと、ローマ人の温泉 - チェコ好きの日記

その翌日も、私はまたまたロンドンをはなれ、バスを使って日帰りの旅に出ることにしました。


この日乗ったバスは、日本から予約していった、イギリスで「コーチ」とよばれている長距離バス。

イギリスでは、移動手段として長距離バスを使うことが一般的らしく、鉄道よりも時間はかかるけれど安い! ということで、旅行者にも人気があるようです。

私が予約していったのは、イギリスで最大手のコーチ会社であるらしい、ナショナル・エクスプレスのバス。
Coach & Bus Travel | National Express Coaches

というわけでこの日の朝は、まずコーチの発着場である、ヴィクトリア・コーチ・ステーションを目指しました。ヴィクトリア駅から歩いて5分程度のところにあります。
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コーチ・ステーションに着いてからは、ナショナル・エクスプレス社から送られてきたチケットと見比べながら、自分の予約したバスが出るゲートを探します。けど、表示が小さくて見にくい!
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自分で探し出すことに挫折した私は、係の人にチケットを見せながらゲートナンバーを教えてもらい、バスが出る5分前くらいに、どうにかゲートにたどり着きます。
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ドライバーは、マッチョだけど優しそうな黒人さんでした。乗車する前にチケットを見せると、にっこりされました。席は自由席のようです。無事にバスに乗る私。
(ところで、このバス私を含めて4人くらいしか乗っていなかったのですが、採算は合うのでしょうか?)


そんな中、2時間ほどバスのなかでウトウトしながらたどり着いた町は、
学問の地、オックスフォードです。
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オックスフォードの町は、決して大きくはないですが、落ち着いていて、それでいて活気に満ちている、不思議な場所。
この地から、歴史を動かしたそうそうたる人々が輩出されていったのかと思うと、ちょっと背筋がのびますね。

ということでまずは、ハリー・ポッターの魔法魔術学校のモデルであるという、クライスト・チャーチへ行ってみることに。
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イギリスの庭はなぜこんなに美しいのか……

建物のなかに入ると、映画で見たことがあるような気がしないでもない静かな回廊や、大きな中庭に出ます。夏休みシーズンでみんな帰省中なのか、この日は学生さんらしき人はいませんでした。けれど、入り口でもらったパンフレットには、「できる限りお静かにお願いします」と書かれています。そうです、静かに見学しましょう。
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回廊を少し進むと、クライスト・チャーチ内の大聖堂に入ることができます。
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ここのステンドグラスも、とても美しい。
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私は教会建築が好きなので、イタリアやフランス、チェコでもいろいろなところを見に行きましたが、イギリスのステンドグラスがいちばん華やかというか、色と光の使い方に品があるように感じました。


大聖堂を出て、階段をのぼると、あの有名なグレート・ホールがあります。
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壁にかかっているたくさんの肖像画のなかには、『不思議の国のアリス』を書いたルイス・キャロルのものや、ヘンリー8世のものがあるという話を聞いたのですが、肖像画の数がありすぎて、どれがどれなのかを確認することはできませんでした……。


オックスフォードの観光名所というと、ガイドブックにのっているようなところでは、このクライスト・チャーチと、聖メアリー教会、ボドリアン図書館の3つくらいしかありません。

が、ガイドブックにはのっていない町の建物や小道なども、見ていて全く飽きません。ひと通り名所をめぐってからは、思いつくままに、いろいろなところをふらふらしてみました。

たとえば、このギザギザの装飾。オックスフォードのあらゆる建物にくっついていました。おもしろい形!
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他にも、柱の先端が人の顔になっていたり、壺になっていたり。
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イギリスの夏は湿気が少なく、気温もそこまで高くならないので、散歩には最適です。

町をぐるっとまわった後は、バス乗り場の近くで昼食をとり、往復チケットで予約したコーチに乗って、ロンドンにもどりました。


ロンドンからオックスフォードに行く間、またその帰り道でも、バスはほとんど高速道路を走っていました。町から出て家々が見えなくなってくると、そこには豊かな田園風景が広がっています。
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行きは朝が早かったので、バスのなかでずっとウトウトしていましたが、帰りはその豊かな自然を、バスの中からぼ~っと眺めていました。

田園風景くらいだったら日本にもありますが、「イギリスだなあ」と思うのは、その自然の中に、羊や牛や馬が放たれ、彼らが草をはむはむしているところです。動物がいると、ついじーっと見てしまいますよね。
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バスに乗りながらだったので羊の写真がうまく撮れませんでしたが、牧草地帯一帯にたくさんの羊が放し飼いにされていたので、これを遠目に見ると、白い毛玉がいくつも転がっているように見えました。バスの中から見る、牧草地帯に転がるいくつもの毛玉……ちょっとシュールな光景でした。とりあえず、たくさんモコモコしておりました……。


ロンドンの夕方は交通渋滞が常らしく、帰りはちょっと遅れましたが、無事ロンドンに着いた私は、この後ちょっと豪華なディナーを楽しみました。詳しくは、食事編で。

この日にボドリアン図書館で買ったポストカードは、中世を描いた絵本のようでかわいい! この旅いちばんのお気に入りとなりました。
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次回へ続きます。
ロンドンひとり旅 あの絵この絵に出会う、ナショナル・ギャラリー! - チェコ好きの日記