チェコ好きの日記

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ブログやSNSでプロフィールをはっきり書くと、ラクできる?

私はこのブログ(あるいはこのブログに紐付いているtwitter)上で、自分の年齢や経歴をわりとオープンにしているほうだと思うのですが、一方で自分の情報を極力明かさないようにしてブログやSNSの活動を行なっている方もいらっしゃいます。当たり前の話ですが、どちらにもメリットとデメリットがあるわけです。今回は、そんな「ブログやSNSでプロフィールをわりとはっきり書くこと」について、前々から思っていたことをちょっとまとめてみようと思います。

プロフィールをはっきり書くと、ラクできる?

私がこのブログを始めたときは、それはそれはふわっふわした状態でまったく何も考えていなかったため、「こういう目的があるからプロフィールをはっきり書いておこう」とも思わなかったし、「リアルではいえないことも書きたいから詳しいプロフィ—ルは伏せておこう」とも思わなかったんですよね。ただ何となく書いているうちに芸術系のエントリが多くなってきた上に、何も明かさずにチェコ映画のことを云々言い始めるのも無理があるような気がしてきたので、「まぁいいか」と思って「大学院で映画の研究をしていました」というプロフィールを加えることにしました。あと、年齢については後述しますが、「どうせ雰囲気でバレるだろう」と思って(2014年現時点で)27歳、とところどころで公表しています。本名と顔写真は一応会社員のため伏せていますが、顔出しをしないのはただ単に自分の写真が嫌いだから、という理由もあります。

私の場合、結果的に「これくらいでちょうどいいな」と自分で思える程度にブログを書く環境を整えることができました。しかし、だれでも情報を発信できるインターネットではしばしば「だれがいったかではなく、何をいったかが重要だ」という考え方も見受けられて、そういう面では私はずいぶんとラクな道を選んじゃったのだなぁ、とも思うんですよね。「芸術系大学院卒」という権威(というほどのもんでもないですが)に頼ってしまっているので、テキトウなことをいってもそれが映画や美術の話題であれば何となく聞いてもらえる、みたいなところがある気がします。

会社経営者だといえば会社経営者の話として聞いてもらえるし、ニートだといえばニートの話として聞いてもらえるし、商社勤務だといえば商社勤務の人の話として聞いてもらえます。なるべくバックグラウンドに頼らずに中身で勝負をしたいところではありますが、何かのテーマについて語りたいとき、プロフィールをはっきり公表しておくと、書いていないことまで読み取ってもらえるのでラクできてしまいます。そしてこの“ラク”さは、自分のブログやSNSを初めて訪問する一見さんよりも、定期的に読んでくれている方やフォロワーに対してより加速していくため、しばしば「本当はきちんと説明したほうがいいこと」を無意識にショートカットしてしまい、結果誤解を招く、みたいなことも起こります。

自分の経歴をはっきりと書けば書くほどラクできるし、伝えたいことを伝えられる精度も高くなりますが、そこに胡座をかかないよう注意したいところですね。

はっきり書かなくても伝わるもの/間違われるとうれしい?

自分に関する情報を極力明かさないようにしているという方でも、性別とだいたいの年齢(20代後半とか、30代前半とか)は公表している・あるいは隠すことをあきらめているケースが多い気がします。性別と年齢くらいならバレても支障はないから、というのがその主な理由かとは思いますが、この2つは「書かなくてもどうせわかってしまう」ことだから、というのもあると思うんですよね。1記事2記事ならともかく、継続的に文章を書き続けるとなると、職業や学歴は隠せても年齢と性別は徹底的にやらないと隠し通せません。


だから、たまに性別や年齢を「(男性なのに)女性だと思ってました」とか「年下かと思ってました」と間違われてしまう方は、珍しいケースとして(時と場合によりますが)、喜んでいいのではないかと思うんですよね。私はアイコンのせいか男性に間違われたことはないですが、「もっと年上だと思ってました」みたいなことをいわれると実はちょっとうれしいです。だれかそのうち、「チェコ好きさんは男だと思ってました」っていってくれる人が現れないかなぁと妄想しています(無理か……)。

まとめ

プロフィールをはっきりさせておくと、「いわなくても伝わる」ことが多くなるぶん、ラクできる(ラクできてしまう)。逆に極力明かさないでおくと、書くべきことを省略してしまったり説明不足になるのを防げるぶん、特定の話題に対して言及する際に抽象度が高くなってしまうかも……みたいなことが、最近私が考えていたことです。

あとそれ以上に、「私は性別と年齢を間違われるとうれしい」ってことがいいたかったです。オチがなくて申し訳ないですが、今回はこのへんで……。

私とは何か――「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

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※この本、1年前くらいに読みましたが面白かったです。