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チェコ好きの日記

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お気に入りの美容院とTRANSIT

ライフスタイル

いつもこのブログを読んでくれている方ならだいたい想像はつくと思いますが、私は社交的な性格とは言い難く、また超絶人見知りであるため、そう親しくない人と一定時間雑談的な何かをしなければいけないみたいなシチュエーションは、もうこってり苦手なのですね。

そんな私の性格をよく理解している友人には、「じゃあ美容院とかさぞかし拷問のようだろう」と同情されるのですが、意外にも私は美容院は大好きで、むしろ数ヶ月に1度やってくるその日を楽しみにしているくらいです。

というのも、数年前に奇跡的に自分と相性が抜群にいい美容院&美容師さんに出会うことができたからです。とりあえず、そのお店が潰れない限りは、これからもそこにずっと通おうと思っている次第です。

お気に入りの美容院を見つけるライフハック

今通っているお気に入りの美容院を見つける前、私は「有名だからとりあえず何かスゴいんだろう」という安易な理由で、表参道にある雑誌とかにいっぱい出てる美容院に通っていました。そこも嫌いではなかったんですが、あるときふと「美容院代をもっと削れるのではないか、いや削るべきだ」と思い立ちまして、その美容院より諸々の費用が2〜3割安いところを探し出し、切り替えたわけです。

「探し出し、切り替えた」といっても、実はこの切り替えを行なうまでに、つまり今の美容院にめぐりあうまでに、1年半くらいかかりました。その間4〜5軒の美容院をジプシーしたわけですが、私の提唱する「お気に入りの美容院を見つけるライフハック」とは何てことはない、「ぴったり合うところに出会うまで美容院を変え続ける」です。いや、そんなことみんなやってるか……。4〜5軒で出会えた私は運がいいほうだったのかもしれません。

とりあえず、美容院においては「高かろう良かろう」思考はまったくアテにならないということがわかりました。私が今通っているところは以前のところより費用が2割くらい安い上、雑誌にも全然出ていません。が、髪を切ったときのまわりの反応は今の美容院のほうが断然いいし、どこがどうとは上手くいえませんが、何となく「自分に似合う髪型」にしてくれます。いやー、ほんと良かったな。

雑誌と美容院

今私が通っている美容院は、担当してくれる美容師さんの技術? が私の髪質に合うらしいことが最大の決め手ではあったのですが、それと同じくらい気に入っているもう1つの要因として、「旅の雑誌がたくさん置いてある」ということがあります。TRANSITのバックナンバーがそろっているので、私はカットやパーマの間ずっとTRANSITを読んでいます。担当美容師さんも、「こいつは喋らないからとりあえずTRANSITをあたえとこう」と思っているのか、雑誌をぽんぽんと持ってきてくれた後は基本的に放置してくれます。とてもありがたいですね。

TRANSIT(トランジット)10号?永久保存 美しきイギリス最終案内 (講談社MOOK)

TRANSIT(トランジット)10号?永久保存 美しきイギリス最終案内 (講談社MOOK)

私はここ4年くらい今の美容院以外に行っていないので、最近の美容院事情はよくわかりません。が、美容院で読む雑誌というとファッション誌なイメージがあったので、TRANSITとかクレア・トラベラーばっかり貸してくれるその美容院はとても新鮮で、美容師さんの技術以上にそんな雰囲気もすごく気に入ったというわけです。あと、お客さんも心なしか旅好きが多い。隣の席の人が「この前イラン行ったんですよ〜」みたいな話をしていることがよくあって、そういうときは耳ダンボです。

私みたいな話下手の人間にとって、美容院という場所はもっと積極的に「雑誌を読む場所」であっていいのではないかと、最近考えるようになりました(美容師さんの作業の邪魔にならない程度に)。あまり静かな環境とはいえないので、がっつり文庫本や新書を読む気にはならないけど、雑誌を読むのはめちゃくちゃ捗ります。雑誌以外に、下記みたいな本も(私のなかでは)美容院向きだよなーと思います。要は、ビジュアルが多い本ということですね。

LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】

LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】


ちなみに、先日私が美容院で読んでいたのはTRANSITイタリア編なんですが、私がイタリア好きだからなのかたまたまなのか、抜群に面白かったのでおすすめです。ローマ帝国の人の1日みたいなマンガと、アンブロシアーノ銀行のスキャンダルのマンガと、「奇想の王国」っていう写真のページが好きです。ああイタリア行きたい。

TRANSIT(トランジット)17号  美しきイタリアへ時空旅行 (講談社MOOK)

TRANSIT(トランジット)17号 美しきイタリアへ時空旅行 (講談社MOOK)

TRANSITという雑誌は、とにかく写真が素晴らしいですね。ド素人の私は逆立ちしてもこんな写真は撮れないと思いますが、奇跡の1枚的なかんじでいいので、どうにかこうにかこんな雰囲気の写真が撮れないもんかと、いつも美容院でため息をついています。はぁ。

美容師さんのシュミがもっと濃くていいのかも

私の担当をしてくれている美容師さんはお店の店長さんでもあるのですが、TRANSITが置いてあったり沖縄の写真集が置いてあったりするのは、おそらく彼のシュミなのだろうと思います。カットなどに入る前、雑誌をぽんぽんと数冊持ってきてもらった後は基本的に放置される私ですが、まったく会話をしないわけでもなく、美容師さんは私の夏の旅行の予定などをさりげなく聞いてくれるんですね。で、私がもそもそと答えると、「◯◯のことが書いてあった本が確かあったよー」と、次のタイミングに私の旅先に関連した雑誌を持ってきてくれます。なんていい人。めっちゃいい人。

以前書いたこのエントリとも少し共通しているのですが、

本好きにとっての隠れた穴場を発見です! - (チェコ好き)の日記

ホテルは宿泊だけをする場所じゃなくてもいいし、美容院は髪を切るだけの場所じゃなくてもいいんだよなー、と思います。音楽とか、趣味とか、食べ物とか、そのお店の人のシュミがもっと反映されていたら面白い。もっと濃くていいのに! と私は思うんですが、あんまり需要ないんですかね。


と、先日行った美容院でそんなことを考えていました。さっぱり。