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チェコ好きの日記

旅 読書 アート いいものいっぱい 毎日楽しい

自分に適した場所にたどり着くにはどうすればよい?

私が(チェコ好き)としてインターネット上で活動を始めたのは、2012年の5月です。では、それ以前はどこで何をしていたのかというと、少なくともインターネット上では、どこでも何もしていませんでした。アンチSNSな態度をとっていたので、Twitterもやっていなかったし、ネット上に(チェコ好き)は存在しない人格でした。

唯一、今私が利用している「はてなブログ」ではない別のブログサービスでブログ?はやっていたのですが、人に読んでもらうという意識というか、そもそもそういった概念がありませんでした。どんなことを書いていたのかというと、当時学んでいたチェコ語の勉強記録を機械的に淡々とつけていたんです。文法をまとめたりとか、覚えた単語を記録したりとか、あとはチェコ語の絵本を訳して遊んでいました。

そんなかんじだったので、アクセス数とか心の底からまったく気にしていなかったのですが、あるときちらっと「人気ブログランキング!」みたいなのが目に入ったので、そのブログサービスでアクセス数の多いらしいいくつかのブログに目を通してみたことがあるんですね。ところが、まぁこれが面白くない。端的にいって面白くない。控えめにいっても面白くない。この面白くないブログたち(もちろん、“私にとって”という意味ですよ)が人気ブログになるのなら、私には死んでも人気ブログなんてものは作れないなぁと思ったのです。

ところが、いったいどこで覚えてきたのか、私は「はてなブログ」というブログサービスを知り、2012年からそこでちょこちょこと自分の考えたことや思ったことなどを書くようにしていたら、人気かどうかは謎ですが、そこそこの人に読んでいただけるブログが気が付いたら作れていました。めでたしめでたし。

★★★

……何がいいたかったのかというと、同じ人間が同じように頑張ったとしても、場所がダメだとダメなんだということです。というか、そもそも場所がダメだと、頑張る気すら起きません。より正確にいうと、「頑張り方がわからない」っていう感じでしょうか。

なので、何となく最近つまんないなー、とか、もっと面白いことないかなー、と思ってしまう人がいたら、「場所を変えてみたら?」というアドバイスをお節介にもしたくなるのですが、この「場所を変える」っていうのが、いうほど簡単じゃないんですよね。ブログサービスの話はあくまでたとえですが、私が昔の某ブログサービスから「はてなブログ」にやってきたように、「次の目的地」が見えたら一瞬なんですけど、その「次の目的地」が見つかるまでがうまくいかないんですよね。見えれば一瞬なんですけど、見えないと永遠に同じところをぐるぐるし続けるハメになります。

「偶然」を侮ってはいけない。

私はインターネット原始人で、学生時代は論文を書くとき以外はPCに触らないような人間だったんですね。リアルな知人とやり取りするSNSですらあまりいい印象を持っていなかったので、インターネット上で知り合った人と直接会う「オフ会」なんてものに行った暁には、身ぐるみ剥がされて山に捨てられると本気で思っていました。

なので、「はてな」でブログを始める前は、そもそもネット上に「はてな」といわれるコミュニティ? が存在することすら知りませんでした。そんな私が、どこでどうやって「はてなブログ」を知ったのかというと、本当に「偶然」としかいいようがなくて、たまに、今ここでこうしてブログを書いているのが不思議な気持ちになるときがあります。私は「ブログに考えたことや思ったことを書く」という文化に、一生出会えなかったとしてもおかしくなかった人間ですからね。

普通に生活しているなかで、そんなにしょっちゅう「偶然」に出会うわけにもいかないとは思うのですが、「『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』を読んだ - (チェコ好き)の日記」でも書いたように、偶然とか無駄の力を侮ってはいけません。映画や小説のような、筋の通った1つの物語みたいなものは人生においては存在しえないので、今の自分を作っているものは、「何がどうしてそういうことになっちゃったんだっけ?」の総体です。


私が愛好している芸術には、そういった「無駄」のパワーがふんだんに盛り込まれておりますので、みなさまこれからも「(チェコ好き)の日記」をよろしくお願いします。しかし、このテキトーにつけたのが丸わかりのハンドルネームとブログ名、どうにかならんですかね。ま、変えないですが。