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チェコ好きの日記

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ブログ歴1年以上のブロガーは1年前のエントリをツイートしよう

管理人やブログについて 思ったこと

最近、「1年前に書いたエントリ」をツイートするのがマイブームです。たまに忘れたり1日ずれたりしますが、飽きるまで続けようかなーと思っています。

これ、やってて何が楽しいかというと、最近私のことをフォローしてくれた人に「1年前わたしはこういうのを書いてましてね」と紹介できたり、ずっと私のブログを読んでくれている人に「昔こんなん書いたの覚えてる?」と懐かしがってもらうという目的もあるのですが、それ以上に、「ツイートする1年前のエントリを自分で読み直す」っていう目的があったりします。ツイッターに流す前に、やっぱり一度全体に目を通しますからね。

で、読み返してみると、「今の私だったらこういう書き方はしないわー」とか、「今の私だったらこのネタで1本書くのは無理だわー」などと恥ずかしくなったり、「意外と面白いこと書いてんじゃん」と天狗になったり、いろいろ発見があって楽しいです。1年前のエントリをツイートするの、おすすめなのでブロガーの方はぜひやってみて下さい。

「生きている」というエロス

さて話は変わりますが、みなさんはいつどんなときに、「エロ」をかんじるでしょうか。ナイスなバディを見たとき、脱ぎ捨てられただれかの衣類を見たとき、いろいろあるでしょうが、私は上記のツイートのとおり、「季節がめぐっているということを実感したとき」です。

……といってもまぁ、直接性的に興奮するわけではないですが、街行く人が、この前知り合ったあの人が、自分の身近な人が、薄い夏服を脱いでダッフルコートをはおるとき、サンダルがブーツになるとき、スーパーに並ぶ果物の種類が変わるとき、私はぞくぞくするようなエロスをかんじます。また季節がめぐってしまった、また1年生きてしまった、またこの人と同じ時間を過ごしてしまった。

どうです、エロいでしょう。エロくないですか。

私は特定の宗教は信仰していない「THE日本人」なのですが、西洋美術の勉強をしていた関係で頭に「エセキリスト教」みたいなのがこびりついておりまして、何かの折についつい「エセキリスト教」的な表現をしてしまう癖があるのですが、あれですね、夏が来て秋が来て冬が来て春になるとき、私は、「この世界は神様に愛されている」と思うんですよね。あなたも私も、神様に愛されている。だから、生きているだけでエロいのですよ。余談ですが、「神様なんているの?」と疑う方は、ぜひイタリアへ、それもローマへ行ってくださいね。キリスト教イスラム教のソレはわかりませんが、神様は、私たちの生を無条件に肯定してくれる「何か」は、いますよ。イタリアという場所は、この世界のなかでも特別に、神様の寵愛を受けている土地なのです。

おすすめの映画

まあだだよ デラックス版 [DVD]

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夏が来て秋が来て冬が来て春になるとき、そんな「季節」というか「季節感」が美しく描かれている映画って何だろうなーと考えたのですが、私の場合これに当てはまるのは黒澤明の遺作『まあだだよ』かもしれません。この映画は、作家の内田百閒の随筆を原案に作られたもので、興行的には失敗したらしいのですが、日本の四季がものすごく美しく描かれているシーンがところどころにあります。私が内田百閒を好きだから、っていうのはもちろんあるのですが、「まだ死なないのかい?」「まあだだよ」ーーというやりとりは、生への皮肉にも生への祝福にも聞こえ、観る者の心を打ちます。この映画ほど、私のなかのエロスを体現した作品はないかもしれません。

百鬼園随筆 (新潮文庫)

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(※この随筆は、借金の話ばっかり書いてある)

あなたと私は、また1年を生きてしまった。これはもう、ものすごいエロいことです。だから、私が1年前に書いたエントリをツイートするのは、サービス、それも大サービスなのです。

ちょっと今回のエントリはいつも以上に「何いってんだこいつ、頭大丈夫か」ってかんじですけど、今読み返してみて自分が真っ先にそう思ってますけど、お酒が苦手な私はこれ、シラフで、それはそれは冷静に書いてますからね。あ、ブログのアクセスアップ記事だと思って読み始めた方がいたらごめんなさい。


さて、もうすぐ、12月です。