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チェコ好きの日記

旅 読書 アート いいものいっぱい 毎日楽しい

寄稿記事の告知、所謂「ヤリ捨て」について思うこと、その他裏話【追記あり】

「ぼくらのクローゼット」さんに寄稿させてもらった記事が公開中です。

www.bokukuro.com

「これからは女性の時代!」みたいな言葉を聞くようになって久しいですが、これは何も生物学的な”女性”のことを指しているのではなくて、”女性的な感性”のことをいってるんだと思うんですよね。なので、男性だからといってポカーンとなる必要はないし、女性だからといって調子こいてると死ぬよ、という思いを丁寧にしたためました。

id:zuiji_zuishoさんのおしゃれコンプレックスの話やid:p_shirokumaさんの「おじさん」になる方法などの記事もとても面白いので、「ぼくらのクローゼット」さんには今後ぜひ盛り上がっていって欲しいなと思います。


あと、偶然にも同じタイミングで男女論というか恋愛論を「3ヶ月だけください」という4人で1つのテーマについて考える共同ブログにて展開中です。こちらも合わせてご高覧いただき、思う存分モヤモヤしたりイライラしたり反論してもらったりするととっても嬉しいです。

only3months.hatenablog.com

インターネットで文章を書いている方って、【問題解決型】の人と【問題提示型】の人がいるなあって私は思っていて、両方書ける人もいますけど、自分の場合はけっこう後者に偏りがちです。問題ないところにわざわざ問題を作って「できたよー!」とニコニコしながら持ってくるわけですから、害虫というか迷惑極まりない野郎だなと自分でも思いますが、私はそれが楽しいし、きっと私のブログを継続的に読んでくれているみなさんも、そんなところを楽しんでくれているのだと思います。いつもありがとうございます。

★★★

イロっぽい話題が続いたので、ついでなのでどさくさに紛れてもう1つかましておきますね。これは何かキッカケがあったわけではなくて、ずっと前からモヤモヤ思っていたことなんですけど、所謂「ヤリ捨て」という行為が世の中にはあるようです。私自身は、自分が認識している限りにおいてはそういうことを男性にされたことはないのですが、自分のまわりにまで視野を広げてみると、確かに稀にではありますがそういった穏やかではないことを耳にすることがあります。そして、女性のみなさんはそれをとても怖れている。もしくは憤っている。

私も女性なので気持ちはとてもよくわかるのですが、「遊び人に共通する特徴5つ」とか「付き合う前にセックスなんたら」とか「結婚してはいけない男の特徴5つ」とか、そんな内容の記事を目にするたびに、これって不毛だよなー、と思ってしまうのです。

ヤリ捨てされても気にしなければいいのでは

ようは、これらの記事に書いてあることってすべて「予防法」なんですよね。ヤリ捨てするような男や、結婚に向かない男を遠ざけるための。予防法がまったく無意味だとはいいませんが、風邪でも災害でもなんでも、100%完璧に予防することって不可能じゃないですか。どんなにうがい手洗いをしても、ビタミンCを大量に摂取しても、風邪引くときは風邪引くものです。人間だから。

なので、予防法をヒステリックになって考えるよりも、「風邪引いちゃった後にいかに早く治すか」みたいな思考にチェンジしたほうが、というか合わせ技で考えたほうが、いいんじゃないかなーって私は思っていたのでした。風邪を引いたときは、とにかく身体をあったかくして、消化によさそうなものを食べて、風邪薬を飲んで早く寝るのがいちばんです。

では、「人災」ともいえるヤリ捨てと称される行為に遭遇してしまった場合どうすればいいのかというと、これは風邪を引いたときと比喩ではなくほとんど一緒で、美味しくて身体にいいものを食べてあったかくして早く寝ればいいと思います。ようは「あんまり気にしなければいい」ってことなんですけど、あったかくしていっぱい寝たら問題の8割くらい解決しているってのが人間じゃないですか。なんというか、こちらがわざわざそんなに怒ったり傷付いてやる必要ないんじゃないのって私は思うんですよね……。だから、嫌な思いをしたなあと思ったときは、カモミールティーを飲んで早く寝ましょう。それがいちばん。

というのは冗談のようで冗談では全然ないのですが(睡眠だいじ)、予防法がキャッチーでわかりやすくて手っ取り早いのに比べて、一度引いてしまった風邪を治す方法って抽象的になりがちだし、体力やら持久力やらを要するのであまり流行らないんでしょうね。「早く寝ろ」というのは私の一種の人生哲学であり、わりと具体的かつ万能な治療法だと思うんですけど、しかしまあ実際は「早く寝ろといわれても」というかんじですよね。

抽象的なことしかいえないので抽象的なこといいますが、「早く寝ろ」以上にもう少し踏み込んで考えると、「シッポにあんこをあんまり詰めるな(詰まってると思うな)」っていうのも、ヤリ捨てされた後に早く回復する方法としては有効だと思います。

私は見てくれがいいわけでもスタイルがいいわけでも一緒にいて盛り上がるタイプでもないので、もしヤリ捨てとかをされたら、たい焼きのシッポだけ食べられた気分になると思うんですよね……。「そこ全然あんこ入ってないけどいいの」というか、「そこいちばん面白くないとこですけどいいの」というか。経験がないのでわかりませんが、自分をヤリ捨てするような男性に対しては、わざわざあんまり美味しくないところをご馳走されていくわけですから、「変わった人だったな……」みたいな感想を抱いてポカーンとしちゃうかもしれません。

ポカーンとするくらいだったら、早く寝れば治るわけです。でも見てくれやスタイルがいい女の人は、シッポにあんこをいっぱい詰めちゃう(自ずと詰まってしまう)んでしょうね。いちばん美味しいところを持ってかれたと思うから、ダメージが大きいのだと思います。一晩で食べられるようなところにあんこを配置しなければいいのですよ。たぶん。ヤリ捨てされたり変な男に引っかかったくらいで、私の美しく平穏な日々を乱すことはできないし、私の人間性を傷付けることもできないと、まさしく「優雅な生活が最高の復讐である」のスタンスで臨めば、回復も早いと思うのです。

まあ、あんこの話は経験値の少ない人のいうことなので与太話として笑ってもらうとしても、「予防法と同じかそれ以上に治療法が大切」で、「予防法ばっかり考えてもしょうがないよ」っていうのは私が前から考えていたことですね。

しかし、私はヤリ捨てされたとしてもたいして傷付いてない自分しか想像できないのはなぜなんだろうなあ……。想像でしかないので、予想を大きく裏切って激凹みしてる可能性だってありますけどね。だれかこの界隈の話題に強い方、どうか予防法だけでなく治療法も考えてあげてください。人類、前進あるのみです。みんなで協力しましょう。

それにしても、恋愛系の話はたまに書く分には楽しいですが、これを継続的にやれといわれるとけっこうしんどいなあと今回思いました。まあ正直ちょっと疲れましたよね、この分野を主戦場にしている人はすごいですね……。

インターネットで文章を書いてる人って、炎上上等で短期間で燃え尽きてしまう方以外は、自分が触れる話題をけっこう慎重に選んでる人が多いと思うんですよ。私もそうで、「プライベートなことや恋愛に関することは書かない」というポリシーでやってきたのですが、今回あえてそれを崩してみました。意識的にせよ無意識的にせよ、私と同じ考えでネット上の発信を行なっている人は多いと思うし、おかしな誤解や炎上を避けるためにそれは必要な措置ですが、そのせいでかんじる窮屈さというのもあるし、「それについていい慣れている人、一家言ある人しか発言しない」というのはネットの言論空間の歪みの一因でもあると思うんです。でも、それを1人でどうにかしたいと思っても勇気がいるし、何より難しい。だから、他の3名の方の力を借りて、そんな環境に一石投じられないかというのが、「3くだ」に込めた私の裏の意図です。

今回も、私の言葉が足らなかった部分はきっと後ろの3名がきれいに回収してくれるだろうという信頼があったから、私はある意味無責任に、いいっぱなしのやりたい放題で書かせてもらったわけです。トップバッターの甘えですね。

普段は絶対触れないような話題にあの人が言及するとどうなるんだろう? っていう興味が私はいろいろな人に対してけっこうあるので、そこのアナタも、これを機に切り込んでみるのもアリかもしれませんよ。

インターネットの遊び方は無限大です。
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追記 2015.5.13

本エントリに書いた内容「ヤリ捨て」の部分について、アンビバレント女々さん(id:mememememiti)よりご意見をいただきました。

チェコ好き≒久谷女子 ~無意識に弱い人間をいじめる人間~ - 一人暮らし・フリーターでも30歳までに1000万貯蓄出来たアンビバレント女々がはてなユーザーの力を借りて高学歴になるブログ。

上記を中心とする3つのエントリ、何回も読み直しました。そして、アンビバレント女々さんは私に、できる限りでの最大限の謝罪を求めている、という解釈をしました(この時点で誤りがあったら申し訳ありません)。そのため、ご指摘いただいた本エントリへの追記というかたちで、改めて謝罪をさせてください。私の未熟な筆致で不快な気分にさせてしまったこと、お詫び申し上げます。

1つだけ、私の伝えたかったことをもう一度説明させてください。この文章を、私は男性の擁護としてではなく、女性への応援として書きました。

「それくらい寝たら治るから騒ぐなんて大げさ」ではなく「そんな男にこちらの貴重な時間を割いてやる必要はない、あなたの人間性もプライドもヤリ捨てされたくらいではまったく傷付かない」ということ、「これくらいで傷付くのなんておかしい」ではなく「こんなことで傷付いてやる必要はない」ということ。もちろん、傷付き悲しむプロセスを経なければ回復は難しいと思います。だけど、上記のように考え気丈に振る舞うことで少しでも早く、そのプロセスを抜け出して欲しい、という思いが私にはありました。

そして当事者以外の人間は、予防法と合わせて治療法も考えていくべきだと私は考えています。〈どうしたら失敗しなくなるか〉だけでなく、〈どんな失敗をしても立ち上がれる人間になるための方法〉を合わせて考えていく、そのほうがただ予防法を考えているより建設的ではないか。これが改めて主張したい本エントリにおける私の考えです。

もちろん、それが伝わらなかったのは私の責任です。そして、改めて上記の主張を聞いていただいても尚、「そんな考えはむちゃくちゃだ」というご意見をいろいろな方から頂戴するかもしれません。しかし、これは私の真摯な思いでもあります。書き方は軽率でしたが、その裏にあった考えは決して軽率なものではありません。本当はどうするべきか、どうあるべきなのか、私と異なる意見を持つ方もたくさんいらっしゃることは十分理解していますが、互いに自らの考えを磨き、それぞれの場所で主張し続けていくしかないと考えています。

アンビバレント女々さんに対しては、繰り返しになりますが本エントリによって気分を害されてしまったことへの謝罪、そして鋭い視点から指摘をいただいたことへの感謝を伝えます。重ねて、ブコメTwitterのリプライで不十分な謝罪をひとまず返してしまったことも、お詫びさせて下さい。これについては、私が本エントリに追記するという案を思い付かず咄嗟に反応してしまったこと、100字・140字という限られた字数のなかで考えを伝えようと思ったために、「失礼」と捉えられかねない言葉の足りない表現になってしまったことが原因です。申し訳ありませんでした。また、アンビバレント女々さんが書かれた最後のエントリからこの追記にてお返事するまでの間に時間がかかってしまいましたが、これは安易なお返事ではなく、きちんと考えた上での慎重を期するお返事をしたいと考えた私の判断です。

同じ女性であるにも関わらず、女性を傷付ける文面になってしまったことが、素人とはいえ誇りを持って文章を書いている人間としてとても恥ずかしいです。至らなかった点を反省し、今後はより一層精進して参りますので、アンビバレント女々さん、読者の皆さん、どうかご理解いただけると幸いです。

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