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チェコ好きの日記

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わたしは高城剛になれない/ツイキャス後記

思ったこと

2日の夜、今週末のイベントに向けてくいしんさん、鳥井さんと一緒にツイキャスをしました。アーカイブは当日参加してくれる人にのみ公開していて、全体公開はしないのですが、ツイキャスの内容を踏まえて考えたことなどを少しメモしておこうかなと思います。

なお、イベントは増席しまして残り2席となっています。実はまだ検討している、という方がいればぜひ。

peatix.com

ポケモンGOはパンツの色

まず冒頭で、今話題のポケモンGOの話をしたのですが、ポケモンGOをやってるかやっていないか、やっているとしたらレベルいくつか、というのを人に聞くのが私はけっこう好きだったりします。なぜかというと、純粋にポケモンの話をしたいわけではなくて、「今日のパンツ、何色?」って聞いてる気分になれて楽しいからです。

えー、思いっきり語弊のある言い方をしていますが、やってそうな人がやってなかったり、やってなさそうな人がやっていたり、意外な人がやり込んでいたり、やり込んでそうな人がほどほど程度だったりと、あんまり予測が当たらず、その人の隠れた性癖を知ってしまったような気分になれてお得感があります。変態色を出さずして変態的なことを聞けるということで、世の中にはいいゲームが登場したなあと思います。ちなみに2日の時点では、くいしんさんはやっておらず、私はレベル10、そしてなんと鳥井さんはレベル21ということでした。

ポケモンGOはイベント内容とあまり関係がないので当日の話題にするかどうかはわかりませんが、もしかしたら来てくれる方々に、ダウンロードの有無とレベルくらいはおたずねするかもしれません。

「遠くのファンタジーと、近くのドキュメンタリー。」

これは前に鳥井さんが書いていたことで、さらにそれも古賀史健さんがnoteに書いていたことが元だったりするのですが、なんか今、わりと多くの人がインターネット、というか「内輪で同じことをこねこね捏ねくりまわしてるかんじ」から抜け出したいのかなー、と思いました。

note.mu
inkyodanshi21.com

私は今「遠くのファンタジー」を求める気持ちがかなり強くて、自分から離れていれば離れているものほど面白いとかんじる脳みそになっている気がします。自分に近いもの、たとえばアラサー女子がうんたらとか、働き方がうんたらとか、ライターとしての心構えうんたらとか、そういうのはちょっともうお腹いっぱいだなーってかんじです。今私が面白いものは、アフリカの葉っぱとかイスラエル及び中東問題とかメキシコのマフィアとかです。しかし、私はもとからそういう傾向が強いというのもあります。

で、これは私だけの話なのかなーと思っていたら、私ほどではないにしろ、くいしんさんにも鳥井さんにもわりと共感してもらえたようだったので、今こういう思いを抱えている人はわりと多いのかもしれません。

この話は当日、個人的にはいちばんたくさん時間を割きたい話題です。みんなは今、何を面白いと思ってんだろうなー? と。

わたしは高城剛になれない

最後に、これは2時間のツイキャスを終えたあとに未配信でしゃべった内容なのですが、「ぶっちゃけ、最終的に何になりたいですか?」ってことをお二人と話していたんですよね。これがですね〜、ぜんぜんかっこいい話はできなくて、私を含めてみんな俗物の塊だなというかんじの結論になってしまったのですが、私、最終的に高城剛になりたいのかもしれないと思いました。

aniram-czech.hatenablog.com

高城剛の何がいいかっていうと、まずはインターネットあんまりやっていないところがいいなあと思います。私の「理想の暮らし」では、ネットに触れる時間は1日5分です*1。それも、知人との純粋な連絡手段としてとか、時事的なニュースを読むときにのみ使いたいと思ってしまいます。それで、普段は何やってるのかよくわかんなくて、山奥とかにいて、たまに人里に下りてきて畑を荒らしてまた山に帰っていくという、そういう人生に憧れます(っていう言い方でこれは伝わるのでしょうか)。

だけど、私たぶん高城剛にはなれないと思うんですよね。……などというと、「できないと思っているからできないんだ!」などという人がいるかもしれませんが、やっぱり事実に基づいて普通に考えたらなれないと思います。高城剛になりたいけど、死ぬまでそれが叶わなかった人生、それがたぶん私の人生になると思います。

私自身もインタビューをしていただいたことがあるのでわかるのですが、だれかを取材した記事があるとき、あるいはだれかに何かを「教える」という立場にまわるとき、そこで語られるのは多くの場合「完成された」言葉です。その人はもう目標や夢を達成していて、「あっち側」にいる人で、悩み事なんかなくて、完成された世界を生きている。だけど本当は全然そんなことはなくて、目標や夢を達成しているように見える人でも、いつでも人はどこかの道へ行く「途中」だし、まったく完成されてなんかいないのです。ちゃんと話を聞いてみると、なんだ、全然「こっち側」の人だ、と思うことがあります。

私自身も、もしかしたらだれかの目には「あっち側」にいるように映っているかもしれなくて、実際、実は私今の生活にけっこう満足していてあまり不満がありません。だけど自分が完成された世界を生きているなんてことはちっとも思っていなくて、まだまだ自分は「途中」にいる、という感覚です。そして、ゴールにたどりつくことなく、つまり高城剛になれないまま、私は死ぬと思います。

せっかく「遠くのファンタジー」に対する「近くのドキュメンタリー」をやるなら、私が今見たいドキュメンタリーって、フライデーみたいな赤裸々体験記とか今月の売り上げ大公開とかじゃなくて、まだこの人も「完成された世界」には行ってないんだ、ってところかもしれません。それともどうなの、私以外の人は「完成された世界」にいるの? 私の世界は、まだ全然完成されていません。

まとめ

というわけで、なんだかよくわからない再告知になってしまったのですが、ぜひお気軽にお越しください。あと私の電子書籍ですが、つい先日なんと紙版が登場しました。Amazonのページで「ペーパーバック」を選択すると行けます。お値段は1700円と電子版に比べるとだいぶお高めなのですが、もし電子書籍なことで敬遠していた人がいたら、この機会に手にとってもらえたら大変嬉しく思います。

旅と日常へつなげる ?インターネットで、もう疲れない。?

旅と日常へつなげる ?インターネットで、もう疲れない。?

そういう需要があるかどうかはちょっとわからないのですが、イベントに来てくれた方とはぜひ、お互いの「完成してない世界」を共有できたらいいなと思っています。

aniram-czech.hatenablog.com

*1:その場では5分といったのですが、よくよく考えてみるとやっぱり15分くらいあってもいいかもしれません