いよいよ年末。
4月始まりの手帳を使っている方もいるかもしれませんが、
それ以外の多くの方にとっては、手帳が入れ替わる時期ですね。
私も、2013年のほぼ日ちゃんが、うずうずしながらスタンバっております。
★★★
iPhoneユーザーでありながらも、あんまりアプリとかに詳しくない私。
もっともっと便利に使いこなせるんだろうと思ってはいても、
あのちっちゃい画面を見つめていると目が疲れるという、
おばあちゃん的な理由で、日記や目標管理などには、
ほぼ日手帳とか、無印のノートとか、アナログなツールを愛用しています。
アナログなツールは、保管に場所をとるし、検索したりできないし、
不便なところがたくさんありますが、
それでも「アナログでなきゃ!」というメリットも、
探せばやはりあるものです。
今日は、私をはじめとする、そんな「アナログ派」な皆さんと、
「デジタルにはない、アナログの良さ」について、考えてみたいと思います。
私が思いついたのは、まず以下の5つ。
1・字はうそをつかない
私は、その日あった出来事を5つ書くという、
「5行日記」というものをつけているのですが、
理想の未来を実現するたった1つの方法 (たぶん) - (チェコ好き)の日記
(※詳しくはこちら。)
余裕があるときと、ないときとでは、まず、字がちがいます。
余裕があるときは、黒々としたハリのある字。
余裕がないときは、寝落ち寸前みたいなかすれた字。笑
書いてある内容がどんなに「いいこと」でも、
逆にどんなに「普通のこと」でも、
字のようすを見れば、そのときどういう状態にあったかが、だいたいわかります。
元気だろうと疲れていようと、
文字を打ち込めばすべて同じように表示されるデジタルでは、
無意識に出てしまう「疲れ」、もしくは「余裕」のログは、とれません。
2・文具をえらぶ楽しみが生まれる!
アナログでの記録は、ペンやシールやふせん、マスキングテープなど、
さまざまな文房具を使うことで、もっと楽しくなります。
たとえば、ジェットストリームの書きやすさには感動しました……5行日記はこれで書いています。
油性なので、ほぼ日手帳には向いていないかもしれませんが。
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手帳のマンスリーページで使うシールもかわいいです。
無駄遣いといわないで。
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アナログでのライフログは、こういったものを、
文房具売り場でちまちまえらぶ楽しさをあたえてくれます。
3・空白ができる
ほぼ日手帳にしろ、ノートにしろ、日記をさぼるとそこには「空白」が生まれます。
ほぼ日の場合は、1日1ページでスペースが区切られているので、顕著ですね。
Evernoteなど、デジタルだと、この「空白」が生まれません。
(というか、非常に見えにくいです)
「空白」は「空白」のまま、「この日は特に何もなかったのかー」とか、
「この時期は日記なんて書く余裕がなかったのね……」とかいうことを振り返るログとして残してもいいですが、
私の場合は貧乏性なので、空いているスペースがあると、
無理やりにでも何か書いて、埋めようとします……。
そしてその「無理やり」が、自分にとっていい意味での、強制力になっているのです。
「空白」は、スペースをとる、アナログならではの特徴です。
4・目が疲れない
これは、冒頭でもいったとおりです。
ドライアイでめぐリズムのヘビーユーザーな私としては、
PCやスマホのブルーライトは避けられるだけ避けたい。
めぐりズム 蒸気でホットアイマスク 完熟ゆずの香り 14枚入
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ゆずの香りが出ていたのか……
1日の振り返りは、だいたい1日の終わり――つまり夜にすることになると思うのですが、
質のいい睡眠を妨げないためにも、夜はデジタル機器をかちゃかちゃいじらず、
ノートにペンでちまちま書いていくのもアリだと思うわけです。
5・よそ見をせずに、じっくり考えらる
そして5つ中、最大のメリットなのではないかと思うのが、これです。
スマホなどのデジタル機器だと、ネットが使えるので、
ちょっと気になったことなどがあると、何か書こうと思ってもすぐに脱線してしまいます。
でもそういったデジタルツールは、かばんのなかにでもしまっておいて、
わき目もふらず黙々と手帳やノートに書き込み続けていると、
本当に頭の中がすっきりします。
1年の振り返りや今後の1年の抱負など、何かじっくり考えたいことがあるときは、
デジタルツールをすべてオフにして、静寂のなか粛々と、
ノートに向かってみてもいいのではないでしょうか。
★★★
大晦日の夜、1人でコソコソと机に向かい、
ちまちまちまちま、ほぼ日手帳に1年間の思い出をつづるのが、
ここ最近の私の恒例行事です。
お休みが待ち遠しい!