チェコ好きの日記

もしかしたら木曜日の22時に更新されるかもしれないブログ

自己満足ショップ:チェコ好きせれくしょんを作った

こんなのを作りました。PCだと右の真ん中らへん、スマホだと上のほうにあります。とてもざっくりした説明で恐縮ですが探してみてください。

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チェコ好きせれくしょん - 小説←リンクここ

カテゴリーは「小説」と「エッセイ」と「まんが・雑学」と「評論」と「映画」があるのですが、今後、より細分化したり統合したりするかもしれませんしあるいは普通にずっとこのままかもしれません。紹介している書籍やDVDは当たり前ですが私が好きなものばっかりです。過去にブログで扱っているものもあれば、扱っていないものもあります。作品数も、今後増えたり、あるいは減ったりするかもしれません。

なんでこれを作ったのかというと理由は2つあって、1つは「私がたまに眺めていい気分になりたいから」で、もう1つはこのブログを「掘っても掘っても底がつかない無間地獄」みたいにしたかったからです。今みなさんはこのブログを平面上の2次元でご覧になっているかと思いますが(そうじゃない人がいたらびっくりだ)、私はこのブログを3次元に、立体化というか階層化させたいのです。もちろん技術的な話ではなく、概念上の話です。技術的には、私は田舎のおじいちゃんといい勝負なくらいパソコンがわかりません。

ちなみに、このなかであんまりブログで言及していなくて(しているけど何年も前で)激おすすめなのは2つ。莫言の『赤い高粱』と森達也の『A』です。『A』は最近? やっとKindle版が出たんですね。

赤い高粱 (岩波現代文庫)

赤い高粱 (岩波現代文庫)

莫言は2012年にノーベル文学賞を受賞しているあの人で、『赤い高粱』は日本兵が酒造小屋の番頭の皮を生きたまま剥ぐ場面とかがあって大変グロいのですが、これは「マジックリアリズム」を考える上でとても興味深い作品だと思っています。ある人にとってのリアルはある人にとってのマジックであり、またある人にとってのマジックはある人にとってのリアルです。私はそういう考え方がすごく好きです。「マジックリアリズム」という言葉を知ったとき、これは自分の研究していたシュルレアリスムのその先にある概念だ、と思いました。
aniram-czech.hatenablog.com

森達也の『A』はけっこう何回かいい本だいい本だといっているのでそろそろだれか読んでくれたかな? と思っているのですが、Kindle版が出たらしいのでもう1回いい本だといっておきます。

あとは最近、noteもたくさん書いています。目指せ! 無間地獄。
note.mu
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