タイトルの通りなのですが、11/25(日)の文学フリマ東京会場で、創作小説を出品します。「行く!」という人がいたら、ぜひオ-35〜36のブースにお立ち寄りくださいませ……。
ちなみに部数は20部作ったんですが、いかんせん弱気なので、「絶対刷りすぎた、10部でよかった、在庫どうしたらいいの」と泣いています。会場で売れなかったぶんは(というか絶対に売れ残る)通販で買えるようにする予定なので、地方にお住まいで東京に行けない! という人も万が一、万が一興味があればTwitterとかで告知するのを見ていてもらえると嬉しいです。だって小説だからね。評論とかコラムじゃないから。売れないですよ。ちなみにボリュームは約10万字あります。
文学フリマで小説を売りたい人、たぶん本当は、もっとバンバンTwitterとかで宣伝したほうがいいです。でも私、恥ずかしくてできない。10万字書いといて、創作サークルまで作っておいて、20部刷っておいて、この期に及んで恥ずかしいも何もないだろうがって思うんですが、「私みたいなモンが小説なんて」という自意識から最後まで抜け出せずに当日を迎えそうです。もうほんとバカだよね。私もう31歳なんですわ。それなのにまだまだこんなにバカ。恥晒しもいいところですよ。でもやっちゃった、やりたかったんだもん。
ちなみになんですが、できあがったものを読み返してみて、「伏線を回収できてねえ」とか「登場人物の心境の変化が突然すぎる」とか「いまいち盛り上がりに欠ける」とか「セリフがあざとい気がする」とか、まあアラは自分でもわかるくらい多々見つかります。難しいもんだね。でも私、10万字も書いたんだよ。参加賞くらいもらってもいいでしょう。なので、私は私をけっこう褒めています。
小説のテーマに据えたのは「復讐」と「憎悪」だったのですが、まあ、上手く書けたとは言い難いな。なぜこれをテーマにしたかったのかは、上のnoteに書いたので、興味のある方は参照してもらえると嬉しいです。
しかし、こんなに恥晒しだなんだと言っているくせに、私たぶん来年も出るんですよ、文学フリマ。難しかったけど、上手くはできなかったけど、面白かったから……。でも来年は長編小説はやめます! 今年の目標は「下手でもバカでもとにかく完成させる」だったけど、来年の目標は「(自分で)佳作と思える短編小説集を作る」です。私『バナナフィッシュにうってつけの日』みたいなやつ書きたいのだわ。あれ素人が下手こいて真似すると絶対とんでもなく痛々しいものができるんだけどね。わかってるけど、バカなので、あんなのが書けたらさぞ楽しいだろうなって思っちゃう。
ちなみにここまで来て小説のタイトルすら発表せんのかいお前は、という感じですよね。しません。恥ずかしいからです。「あ、こいつ、こういうのをカッコイイって思う人なんだ」って思われると恥ずかしくて死んでしまうからです。私の感性の成長は中学生くらいで止まっています。
そういうわけで、会える人は当日、会場でお会いしましょう。ちなみに誰もそんなもん興味ないと思いますが、「チェコ好き」は字面がダサイので、表紙には本名を印刷しました。本名も、別にカッコよくはないです。
(※これはみんなと執筆合宿をしたAirbnbの民家に置いてあった花)