チェコ好きの日記

もしかしたら木曜日の22時に更新されるかもしれないブログ

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『笑ゥせぇるすまん』で喪黒福造にドーン!ってやられた人はビフォーとアフターどっちが幸せなのかな

少々思うところがあって、2月に入ってから『笑ゥせぇるすまん』をまとめて読んでいたのですが、実はわたくし、幼稚園時代に夢のなかで喪黒福造に追いかけ回されたことがあり、以来こちらの漫画は若干トラウマになっています。あの夢怖かったなあ。笑ゥせぇる…

ここで蔵出ししておきたいすごく良かったわけじゃない「ふつうに良かった映画」を4つ

はてなブログの今週のお題が「ふつうに良かった映画」とのことで、つまりこれは良作とも駄作ともいえない、でもどちらかというと良作よりの、そんな微妙なラインの映画を紹介しろという、なかなか難しい注文をしているわけですね。良作と駄作はよくよく覚え…

アートよ、私を受けいれて 『アート・ヒステリー』その他

「自分を好きになろう」「自分を肯定しよう」という話は、いろいろな界隈で頻繁に見かけます。私自身としてはこのことに特に異論があるわけではなく、「まあ結局そこよね」と納得はするのですが、それにしたってよく見かけるので、「またその話か」と耳タコ…

読書会を終えて『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』

2月15日に、二村ヒトシさん著『すべてはモテるためである』を課題図書にした、Skype読書会に参加しました。 第5回Skype読書会「女子目線で語る『すべてはモテるためである』(二村ヒトシ)」開催のお知らせ - 太陽がまぶしかったからというわけで、今回はその…

いちばん嬉しい褒め言葉

「頭の回転が速いよね」という褒め言葉をいただくことに、昔から憧れておりました。しかし実際はというと、もう生まれてから27年以上の年月が流れている私ですが、悲しいことに上記の褒め言葉を頂戴したことは人生で1回もないですね。このままどうにか頭をフ…

狂わせ、狂う能力はあるか 橋下治『恋愛論』感想文

1年以上前に、二村ヒトシさん著『すべてはモテるためである』を読んだのですが、その二村さんが影響を受けた本であるという話を聞き、橋下治の『恋愛論』を手に取ってみました。『すべモテ』のほうの感想文はこちら。 二村ヒトシ『すべてはモテるためである…

3Dのルールを破れ ゴダール『さらば、愛の言葉よ』感想文

「想像力を欠く者はリアリティに逃げ込む」とゴダールは言う。 彼自身の想像力は完全無欠だ。 ーーウエスト・フランス ★★★今となってはすっかりお馴染みとなった映画の3D上映ですが、そういえば私が初めて観た3D映画って、ティム・バートンの『アリス・イン…

はじめての映画体験と、大学進学までの話

「ラース・フォン・トリアー」は、私がいちばん最初に覚えた映画監督の名前である。はじめて彼の映画を観たのは中3のときで、その作品は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』であった。ダンサー・イン・ザ・ダーク [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日:…