チェコ好きの日記

もしかしたら木曜日の22時に更新されるかもしれないブログ

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ブログ歴1年以上のブロガーは1年前のエントリをツイートしよう

最近、「1年前に書いたエントリ」をツイートするのがマイブームです。たまに忘れたり1日ずれたりしますが、飽きるまで続けようかなーと思っています。これを書いたのももう1年前/おいしい書評の書き方 - (チェコ好き)の日記 http://t.co/TfVGC5xIAX— (チェコ…

『レールの外ってこんな景色:若手ブロガーから見える新しい生き方』の感想

たくさんのブロガーさんの共著本である、『レールの外ってこんな景色:若手ブロガーから見える新しい生き方』という書籍を読みました。20代から30代前半までの若手ブロガーが、自身のブログを使って情報発信をすることで、既存の生き方や働き方にとらわれな…

もしも私の本棚を本棚と呼んでいいのなら

本棚を晒すのが流行っているらしいです。 唐突な本棚晒し祭り - Danas je lep dan. 人からセンスがないと指摘されることを過剰におそれている私は、私物を晒すことにけっこう抵抗があるのですが、本棚だったらいいかもしれない。気にせずいってみよう。 机の…

村上隆『芸術闘争論』から転じて、文章の”圧力”の話。

先日、現代美術家の村上隆の『芸術闘争論』という本を読んだらとても面白かったよーという内容の話を先走って書いてしまったのですが、今回はこの本の感想を、もう少しがっつり書いてみようかと思います。 語らなければ、伝わらない。のか? - (チェコ好き)…

結論:『ニンフォマニアック』は「救済とその不可能」の物語。

10月にVol.1が公開となった、鬼才ラース・フォン・トリアーの『ニンフォマニアック』。先日、やっとVol.2を観てきました。Vol.1だけ観たときの感想は以前書いているので、今回はVol.2の感想と、あとは全体を通した主題について考えてみたいと思います。 『ニ…

もう一度読む、村上春樹『風の歌を聴け』感想文

もはやパロディになってしまっている感のある村上春樹の小説の様々な言い回しですが、デビュー作の、それも最初の1行が、まるで彼の作品を象徴するような一節になってしまっているということは、良くも悪くもそれだけこの最初の1行が読者にあたえたインパク…

【告知】本日19:25〜 TOKYO FM「TIME LINE」に出演します

TIME LINE-今日のニュースと考えるヒント - TOKYO FM 80.0MHz TIME LINE-今日のニュースと考えるヒント - TOKYO FM 80.0MHzタイトルのとおりですが、本日11/10(月)19:25〜19:40くらいの間、TOKYO FMさんの「TIME LINE」という番組に出演する予定です。 賛…

語らなければ、伝わらない。のか?

今、村上隆の『芸術闘争論』という本を読んでいるんですが、これがとても面白いです。いずれまた別の機会にがっつりとした感想文を書きたいと思っているのですが、今回はこれを読んで考えた、ちょっと軽めのことをメモしておきます。 マルセル・デュシャンの…

東京の美術館の、大きな大きな問題点

私のなかでけっこう長くひっかかっていた問題があったのですが、「でもまぁ、これたいしたことじゃないのかな?」と思って、表立ってはあまり深く考えてこなかったんですね。でも先日とある本を読んでいたら、まさに私がひっかかっていたその問題が出てきて…