チェコ好きの日記

もしかしたら木曜日の22時に更新されるかもしれないブログ

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ニッポンの美の概念 婆娑羅とヤンキー

私は地方公立中学の出身なんですが、公立中なので、クラスにはもちろん“ヤンキー”がいました。朝教室に行くと黒板にデカデカと「喧嘩上等」と書いてあったり、授業中に隣のクラスの子が鉄パイプを持って殴り込んできたり、校庭を原付で走り回った子が警察呼…

私はなぜブログで堂々とネタバレをしてしまうのか

私はこのブログで、よく映画や書籍の感想を書いています。そんななか、ときどきいただいてしまうコメントに、「ネタバレが多い!」というものがあります。そんなコメントをもらってしまった際には、申し訳なかったなぁと反省しつつも、最初にこの類のコメン…

DaiGoの“メンタリズム”はなぜ当たるのか?他 森達也『オカルト』感想

前から気になっていた森達也の『オカルト』を、やっと読むことができました。なかなか面白い本だったので、感想を書いてみます。オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ作者: 森達也出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 201…

アンディ・ウォ—ホルの名言7選 現代人のウォ—ホル的憂鬱

現在、森美術館にて開催中のアンディ・ウォ—ホル展。 ミスター・ポップアート!『アンディ・ウォ—ホル展 永遠の15分』 - (チェコ好き)の日記 美の20世紀〈16〉ウォーホル (美の20世紀 16)作者: エリックシェインズ,Eric Shanes,山梨俊夫,前田希世子出版社/メ…

「あなたにとって芸術とはなんですか?」に回答してみます

またしても、ask.fmからブログネタをひろってきました。私自身はすっかり見逃していたのですが、最近運営から「あなたにとって芸術とはなんですか?」という質問が出ていたようです。id:zuiji_zuishoさんが教えてくれたので、今回はこれに回答してみようかと…

「おとぎ話」の作者はだれなのか?

おとぎ話……西洋ふうにいえばメルヘン、またはフェアリーテール(妖精物語)といったりもします。今回、その「おとぎ話」をテーマにエントリを書くにあたって、「メルヘン」をウィキペディアで調べてみました。いわく、主人公がもともとその世界の住人であるも…

ミスター・ポップアート!『アンディ・ウォ—ホル展 永遠の15分』

ミスター・ポップアート。我々はときに、20世紀を代表するアーティストであるアンディ・ウォ—ホルのことを、そうよびます。先日、六本木の森美術館にて、そのアンディ・ウォ—ホルの回顧展を観てきました。実は私、ウォ—ホルの作品をマトモに観たのってこれが…

◯◯論が好きなオタクが、注意すべきポイントとは?

映画論、美術論、写真論、マンガ論に始まり、ブログ論、お笑い論、恋愛論……◯◯論が好きな人っていますよね。はいそうです、私です。映画や美術、写真そのものはもちろん好きですが、それと同等に、それらについて語ることもまた好きなのです。ブログも同様で…

個人的にトラウマになるくらい後味の悪かった映画7選

たくさんの映画を観ていると、「期間をおいてもう一度観たい!」と思う素敵な映画もあれば、「できれば二度と観たくない」と思う、 何とも後味の悪い映画にも出会います。今回紹介したいのは、私が出会ったなかでも特に後味の悪かった、何ともダークな映画た…