私は年の変わり目、1月始まりの手帳(ほぼ日手帳オリジナル)を使用しているので、4月になったからといって特に変わったことはないんですが、なかには年度の変わり目である4月始まりの手帳を使っている人もいるかもしれません。新しい手帳使うのってわくわくしますよね。
ほぼ日手帳公式ガイドブック2014 ことしのわたしは、たのしい。
- 作者: ほぼ日刊イトイ新聞
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2013/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (11件) を見る
上記のようなガイドブックや雑誌を読んで、他の人の手帳の使い方を参考にしたり、中身をのぞかせてもらうのって楽しいですが、手帳の使い方って最終的には「自己流」にしかならないものです。きれいに書かれた手帳に憧れたりするときもありますが、そのへんは上手い具合にあきらめる必要があると思っています。私の手帳は中身がめちゃくちゃ汚いですが、自分は読めるのであまり気にしていません。書く内容も日によってバラバラで、定型的なフォーマットってないんですよね。
ただ、ここ3年くらい必ずやるようにしているのが、手帳を新しく取り替えたとき(私の場合は新年)に1年間の目標を書くことと、あとは毎月の出来事の振り返りです。ブログ上でその月に書いたエントリやブックマークした記事、PVについてまとめている方がいますが、私はプライベートなこともいろいろ書きたいので、そういう作業を手帳において手書きでちまちまとやっているというわけです。
この「毎月の振り返り」は、当初はもちろんその反省を翌月に活かす的な目的で書いていたんですが、最近になって、これは「1年後に読み返すのがいちばん面白い」ということに気が付きました。
1年後に読み返すために書くと面白いこと
私は毎月の振り返りとして、「その月にあった出来事TOP5」とか「その月に学んだこと」とか「その月にいちばん楽しかったこと」とか振り返りとしては普通の項目に加え、昨年の4月から「1年後の自分予想」というのを書き始めました。その名のとおりですが、1年後の自分がどこに住んでいて、どんな仕事をしていて、どんなふうになっているかを予想して書いておくわけです。もちろんそこには、「こういうふうになっていてほしい」というような希望的観測もふくまれます。
手帳ログの醍醐味は「答え合わせ」にある。
1年の始めに「今年の目標」を立てて、1年の終わりにそれがどれくらい達成できたか「答え合わせ」をする、という内容を書いたのが上記のエントリなんですが、私はこの「答え合わせ」作業が手帳を使っているなかでいちばん楽しかったりします。なので、毎月の振り返りとして「1年後の自分予想」を書いておくと、それが当たっていても的外れなものでも、「ずいぶん遠いところへ来たもんだ……」的感慨に毎月ふけることができて非常に面白いのです。また実際に書くときも、「1年後に開封するタイムカプセル」のような感覚で、来年の自分へいろいろな思いをこめることができます。
ちなみに昨年4月の私は、諸事情により関西に生活拠点を移す構想があってそのことを書いているのですが、その構想は見事に途中で気が変わり、現在ももっぱら首都圏にいます。ただし某関東から某関東へ引っ越すことになり、今は引っ越し作業に追われているんですが、1年前の私からすると「何でそこ?」というかんじの場所なので、人生というのは思い通りにいかないもんだなぁと思っています。でも思い通りにいかない故の楽しみというのもありますね。予測不能な面白さ。
というわけで、手帳に日記を書いたり毎月の振り返りをEvernoteでやっている……というような方は、「1年後の自分予想」という項目をそこに付け加えると、1年後の自分がとても面白がってくれるのでおすすめですよ! というエントリでした。