チェコ好きの日記

もしかしたら木曜日の22時に更新されるかもしれないブログ

盆暮れ正月と冠婚葬祭が苦手

直近1週間の日記です。

2018.8.10 盆暮れ正月と冠婚葬祭が苦手

今日からお盆休みに入る人がけっこういるらしい。「東京が閑散としている」と語っている人が何人かいた。一方、私はというと完全なる通常営業。休みは世間とズレた時期にとりたい派なので、盆暮れ正月はどちらかというとむしろ働いている。


それとは別の話で、私は盆暮れ正月と冠婚葬祭が苦手だ。理由は上手くいえないけど、「改まった感」みたいなのがこっぱずかしい。冠婚葬祭は「親族が集まる」という状況がそもそも苦手だし、また「友人の旧友」に会うとなんともいえない気分になってしまう。私は「ハレ」と「ケ」のケだけをずっとやっていたい人間なんだな。しかし、結婚式は断ってもいいが(※ダメです)葬式を断るといよいよ人に非ず感が出てしまうので、年をとったら大変だ。


9月には大切な友人の結婚式がある。新婦友人席で一人でポツンとしていなくて済むからというのもあるけど、これはきちんと出席する予定。

2018.8.11 人に非ず

昨日の続き。


これは知らないところで友人を3人くらいなくす覚悟で書くが、私は母方の祖父の葬式をサボっている。理由は、冠婚葬祭が苦手というのもあるが、何よりも祖父が嫌いだったからである。小学校高学年くらいのときに、たぶん祖父としては悪気なくポロっと出た一言だったのだろうが、私はそれが許せなくて、以来20年以上ずっと根に持っている。祖父は死んだが、未だにブチ切れている。根に持つタイプ。


ところで、我が一家はどうやら短命の傾向にあるらしい。母方、父方ともに祖父も祖母もこの世を去っている。親戚も、80歳をこえて生きている人はあまりいない気がする。私なんか、図太いから長生きしちゃいそうな気がするんだけど、意外とセオリー通り早死にするのかもしれない。

2018.8.12 作者急病につき

わりとマジで夏バテしている気がする。外食は行けるので基本的には大丈夫なんだと思うが、自宅で何かを食べる気が一切しない。暑すぎて、地球で生きていく自信をなくしている。北欧に移住しようかな……(地球だけど)。

2018.8.13 私の中のどうしようもない暗さ


芸術や文学の中でとにかく私は「絶望」が見たい。この話をすると「チェコ好きさんは過去に何かものすごいトラウマが……?」などと聞かれることがあるのだけど、自分で認知している限りでは過去のトラウマってそんなに大きいものはないはずなんだよなー。そして、私自身はけっこうポジティブ思考だ。


逆説的に、根っこがものすごく明るい性格なので、外部から摂取するものはどん底まで暗いやつが好みなのかもしれない。と、いうのはちょっと自分を買いかぶりすぎだろうか。

2018.8.14 3本

映画を3本観る。1本目はアピチャッポン・ウィーラセタクンの『世紀の光』、2本目は原一男の『さようならCP』、そして3本目が『カメラを止めるな!』。


『カメ止め』は前評判が良すぎて、たぶん何も知らずに見たら普通に面白かったと思うけど、ちょっとハードルを高く設定しすぎていたためかあまり楽しめなかった。正確にいうと、「90分の立ち見があまり苦にならなかった程度」には楽しかったが、それ以上でも以下でもない、みたいな感じ。


「90分の立ち見があまり苦にならなかった程度」ってつまりめっちゃ面白かったってことじゃない!? という意見もありそうだが、そこは価値観のちがいですね……。

2018.8.15 2時間睡眠

昨日は映画を3本観たあとの飲み会。つい夢中になってしまい友人の睡眠時間を奪って話を聞いてもらう……。なんだか膿がぜんぶ出たみたいな時間だった。


私は脚色癖がある気がして(一応自己フォローすると、噓つきとはちがう)あまり自分のことを人に話さないようにしている。脚色癖によって現実が変わってしまうことを懸念している。人に話せない分は、文章を書けばいいと思っているところがある。


とはいえ、たまにこういう時間もあったほうがいいなと思った。

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