お知らせと日記です。
お知らせ① DiGITALISTで「旅」について考える連載を始めました
今ある「旅」のイメージって、娯楽であったり仕事と関連してるカッコイイやつだったり自分探しだったり……みたいなのが主だと思うのですが、私たちが想定しているようないわゆる「旅」が成立したのって、観光が産業として成立した19世紀以降。実はそんなに歴史が古いわけではないんだよね〜という部分からいろいろ考えたくて、始めさせてもらった連載です。月に1〜2回のペースで更新される予定。
公開されている第1回は、古代と中世の旅の様子について考えています。第2回は、江戸時代の旅と西洋近代のグランドツアーについて書きます。
お知らせ② noteで創作グループの活動記録を公開しています
小説を……書いている……という話はブログでもしていたのですが、11月25日の文学フリマ東京会場でこちらの販売をする予定です。
きっかけは、今年の冬にWaseiの編集者ミキオサナイさんと、「実は小説を書いてみたかったんだよね……てゆーか、行き着く先は小説しかなくない……?」と告白しあったこと。
創作は、たった一人で孤独に行なうものです。だけど、我々は素人であるが故に編集者もお尻を叩いてくれる人もいない。なので、同志を募って、締め切りと目標を設けたら、もう少し活動がしやすくなるんじゃないか。創作という作業自体は超孤独なのだけど、グループでやったら意外と上手くいくかもしれないねと思って、5人が集まることになりました。
以下は日記です。
2018.9.25 「Twitterでやれ」と思うこと
とある有名な人のブログを見る。昨今目にするブログはだいたいコメント欄が閉鎖されているが、その人のブログは、そのエントリだけ? が質問を受け付けるために特別にコメント欄が解放されていて、たくさんの人のコメントがついていた。
「質問を受け付けるために」コメント欄を解放していると本文に書いてあるのだから、素直に著者への質問をするのが筋だと思うのだが、まあ、自分語りの多いこと多いこと。質問をするための前提情報として自分語りをせざるを得ないことはあるし、そういうのだったらいいんだけど、自分語りだけをガーーっと書いて、「え、で、質問は!?」と、聞きたいことが最終的に書かれていないケースも少なくない。私は図々しくも、こういうのにかなりイラっとしてしまうタチだ。
自分語りは楽しい。それは私も認める。だから、いついかなる場所でもやるなとは言わない。でも、それを有名人のブログのコメント欄でやらないで! Twitterでやれ! 自分の!!!
自分のTwitterとブログは、ある程度ナルシスト全開で「垂れ流し」になっていてもまあ許容していいと思う。なぜならTwitterにはミュート機能やフォローを外す機能がついていて、こちらからも「嫌なら見なければいい」と言えるからである。もちろん猥褻画像を流すとか、あきらかに度を超えたものはNGだけど、見ているのは見ている人の責任である。自分のブログも同様、ある程度は開いたほうの責任である。
でも有名人のブログのコメント欄とか、有名人のツイートへのリプライとかは、あなたの話が聞きたくて集まる人の場じゃないから……そこで自分語りをしないでくれ。イベントの質疑応答タイムとかで質問に見せかけた自分語りをする人も私は大嫌いだ。いや、質問に見せかけてくれるならまだいいんだけど、質問してないケースもあるからね、繰り返すけど。
……と、そんなどうでもいいことでクサクサしていた。みんな、自分の話がしたいんだな。でも、自分の話を聞いてくれる人を探すのって、めちゃくちゃ大変だ。誰もがアルファブロガーやアルファツイッタラーやエッセイストや小説家になれるわけじゃないし、居酒屋で話を聞いてくれる友人だって、そう簡単には手に入らない。
でも、夜のお店で金払って自分語りをするおっさんにだけはなりたくないな。まあこの人たちは、お金という対価を払っているんだから、ところかまわず自分語りを始める人たちよりはまだマトモともいえるけど。
話、聞いてほしいよね。それは知ってる。自分語りってなんであんなに気持ちがいいのかな。