こちらの記事が8月末に公開されています。5冊ともお気に入りの本ばかりなので、よかったらチェックしてみてください。
以下は、こちらの記事のあとがき的な内容です。
旅ができない時期の冒険(たび)
長期休暇といえば旅だけど、今年は海外に行くのは無理だし、というか風の噂によると奥多摩がめちゃ混んでいるらしい。まあわかる、私も奥多摩に行きたいよ!
そんな状況で「冒険(たび)に出たくなる本」を選ぶのはなかなか難しかったのだけど、永遠にこの状況が続くわけじゃないし(と信じたい)、旅に出られない今だからこそ読書で冒険(たび)に出る、というコンセプトはむしろアリなのでは? と考えながらこの5冊を選んだ。結果、ニューヨークが舞台のエッセイ、トルコが舞台のノンフィクション、チベットやシリアを旅するエッセイ漫画、パプアニューギニアが舞台の漫画などなど、偏りなしにバラバラな土地の本をチョイスしてしまった。とはいえ、「ここではないどこか」に行くだけが冒険(たび)ではないってことで、ゾンビの本がなぜか入っているのはそういう理由もある。
旅行に行かずして「家」の中のことを考えるのもまあ嫌いではなくて、「家具」と「食」について考える本はAMのほうで紹介している。家具は、本当はFLOSの照明とかが欲しいけど経済力に限界があるので、発酵食品とかに凝って遊んでいます……。
(※これは8月末に出た本なのでAMの中では触れられなかったけど、安定の高野秀行さん。食文化をたどるのは楽しい。「食に凝る」となると料理をするのではなく「食文化の本を読む」という方向に走る私です)
幻のアフリカ納豆を追え! : そして現れた<サピエンス納豆>
- 作者:高野秀行
- 発売日: 2020/08/27
- メディア: 単行本
一部有料なのですが、最近コラムや日記的な内容はnoteに書くようになっています。でもAmazonリンクの書影が貼りやすいのでブログにはブログの良さがある。
2020年ももう残すところ数ヶ月ですが、この残りの数ヶ月で私はアメリカ文学研究(独自)をやろうと思っているので、またブログはお知らせ以外でも更新する予定です。