チェコ好きの日記

だいたい木曜日の22時に更新されるブログ※9月までお休みします※

2019年の「におい」について。あるいは、ボルヘス『伝奇集』

2019年に読んだ最初の本は、J.L.ボルヘスの『伝奇集』だった。南米の文学といったら私の中ではガルシア=マルケスかマリオ・バルガス・リョサだけど、実は他はそんなに読んだことがない。「シュルレアリスムより〈ヤバイ〉のがマジックリアリズムである」と…

2018年でいちばん嬉しかった「書く」ことについての話

こんばんは。2018年のブログ更新は今日が最後です。来年は1月3日から、また木曜日に更新する予定です。 1. 思い返すと、今年の初めは原因不明のもやもやに包まれていて、「もう書くことないんだよね」とか言っていたところから始まり、そこからなぜか「小説…

2018年に読んで、面白かった本ベスト10

毎年恒例のアレ。なお、年間のまとめなので一部、2018年上半期編と重複しております。 aniram-czech.hatenablog.com 2017年編はこちら。 aniram-czech.hatenablog.com 10位『水木しげるのラバウル戦記』水木しげる 水木しげるのラバウル戦記 (ちくま文庫)作…

インプットの季節

文フリも終わったし、公私ともに落ち着いたし、寒いし、来年の春に旅する場所も決まったしで、本を大量に買い込んでいる。来年のはじめに発表する予定の短編小説の準備などもしているのだけど、それはそれとして、しばらくは落ち着いて映画や本からインプッ…

【感想】『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』

これは前々から思っていたことだけど、実は「カルチャーショック」よりも、「逆カルチャーショック」のほうが、3倍くらいショッキングだったりしませんか? 自分が他の文化圏を旅して異なる文化に触れたそのときよりも、異なる文化に数週間浸かってみて自国…