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チェコ好きの日記

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(チェコ好き)の日記の人気本ベスト5 2014年上半期

私は自分がブックマークした記事を集めたエントリや、月の振り返り記事はあまり書きません。が、まとめてみるとけっこう楽しいので唯一書いているのが、自ブログの人気本の集計です。今回のエントリは、2014年上半期に当ブログを経由してAmazonで購入していただいた本のランキングです。Kindle版の売り上げも考慮に入れています。

※前回の集計はこっち
(チェコ好き)の日記で売れた本ベスト10 2013年下半期 - (チェコ好き)の日記

このまとめ記事の何が楽しいのかは上記のエントリで書いているので割愛しますが、ランキングを作ることで「インターネット本屋さん」気分を味わうことができて嬉しいです。ちなみに、学生時代に某本屋さんを就活で受けようとしたことがありますが、エントリーシートが締切に間に合わなかったためあきらめました。ダメな人……。

とりあえず、1位から5冊、並べてみます。

1 『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生渋谷直角

この本を紹介しているエントリ
サブカルの憂鬱『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』の感想 - (チェコ好き)の日記

1番人気があったのが、こちらの読むと何とも苦々しい気持ちになる、ハートフルなマンガ『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』。上記のエントリでは触れませんでしたが、全5人のなかで私が最も好きであり、「何だかんだいいつつもこいつは見込みあるんじゃないの?」と思ったのは「ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園」の栗田くんでした。

理由は、女の子に堂々と告白する勇気を持ち合わせていたことと、振られてもそれをネタとして昇華させてしまう準備をしていたこと、そして最後の「やっぱダメかぁ〜〜……」の一言。おそらく女の子のことも、お笑いのことも、様々なものを含めた「やっぱダメかぁ〜〜……」だったのだと思いますが、「ダメだったときのこと」をきちんと想定してリスクを自覚しているぶん、この人はそのうち案外しっかり働くようになるんじゃないかなと思いました。もしくは、本当に芸人として成功するか。

2 『日の名残りカズオ・イシグロ

The Remains of the Day

The Remains of the Day

この本を紹介しているエントリ
「正直、人生ちょっと後悔してる」そんなあなたが読むべき本はこの1冊! - (チェコ好き)の日記

日の名残り』は大好きな小説なので、おすすめしてたくさんの人に読んでもらえると本当に嬉しいです。イシグロは日本人の名前なのでついつい忘れてしまいますが、私が読んだのって翻訳小説なんですよね。あまりにも自然な、美しい日本語なので、うっかり原文だと勘違いしてしまいます。でもいつか、本当の原文である英語で、『日の名残り』を読みたいなぁ。そんな願いも込めて、上記のリンクは英語版です。ちなみに、この英語版も少々ながら購入してくれた方がいるようです。先を越された!

3 『すべてはモテるためである』二村ヒトシ

すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)

すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)

この本を紹介しているエントリ
二村ヒトシ『すべてはモテるためである』を読んでみた感想 - (チェコ好き)の日記

『すべてはモテるためである』はこのブログっぽくない本ですが、私はモテ本というよりは、自意識の問題を考える本として読みました。「モテたい」という欲望は、古今東西老若男女、だれしも持っているものです。でも、どんなふうに、何を手に入れるために、どういう人にどれくらいモテたいのかを考えないと、本来の思惑とは異なる方向に進んでしまうことがあります。でもその部分さえはっきりさせれば、だれでも自分の望む「モテ」くらいは手に入るんじゃないの? と思いました。

4 『「イギリス社会」入門ー日本人に伝えたい本当の英国』コリン・ジョイス

「イギリス社会」入門―日本人に伝えたい本当の英国 (NHK出版新書 354)

「イギリス社会」入門―日本人に伝えたい本当の英国 (NHK出版新書 354)

この本を紹介しているエントリ
イギリスを旅するならこれを読め!な、5冊 - (チェコ好き)の日記

コリン・ジョイスさんの本はもう1冊、『「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)』もこのブログで紹介したことがありますが、何もする気が起きないときに布団の上でげらげら笑って読むかんじの本です。でもげらげら笑いつつも、いつも何か新しい発見ができるのがすごいところ。『イギリス社会入門』は、ロンドンを始めイギリスを旅行される予定がある人にはぜひ読んでもらいたいです。

5 『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』中野京子

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

この本を紹介しているエントリ
高校生のときに出会いたかった! 『ハプスブルク家12の物語』 - (チェコ好き)の日記

中野京子さんの美術の本てどれも面白いんですが、ベスト1をあげるのなら、これかと思います。この本で紹介されている、スペインハプスブルク家のカルロス2世の肖像画が、私は大好きなんですよね……。

血塗られた黒い宮廷、サイコーです。ロマンです。

★★★

ブログを書いていると、「テキトーに書いた記事がものすごい数の人に拡散されて、逆にすごい気合いを入れて書いた記事が全然読まれなかった」みたいな話を他の人がしているのを耳にするのですが、実は私の場合、そういうことがあまり起きないんですよね。テキトーに書いた記事はやっぱり読んでもらえないし、逆にすごい気合いを入れて書いた記事は、わりかししっかりと読んでもらえているようです。

本の紹介も同じで、私が本当に大好きで本気でおすすめしている本は、たくさんの人に手にとってもらえているようです。よかったよかった。

今は『ドグラ・マグラ』と、夏の旅行に向けた関連本を何冊か並行して読んでいます。今年の夏は、楽しさという意味でも質の意味でも、去年を上回る旅行にしたい。

今回は、そんなところです。早く来ないかな夏休み!