チェコ好きの日記

だいたい木曜日の22時に更新されるブログ

新しいことを始めるのに、恐怖心は捨てなくていい

何かしらのカルチャーにそれなりの造詣がある者にとって、「1968年」という年について語る際、ネタに事欠くことはない。 私にとってはまず、ワルシャワ条約機構軍によるチェコスロバキアへの侵攻である。他にも、全共闘運動が日本の主要大学を活動停止に追い…

お金と時間。私らしくないことを、する。

1.お金と時間。 今年に入ってからというもの、私は、「ああ〜お金と時間が自由だなあ」と感じることが多々あり、すごく解放感を覚えていた。 というと、私のおおよその収入や勤務形態を把握できそうな近しい間柄の人たちに「いや、アンタそんなに稼いでない…

「夜のお店」の入り口には、よく盛り塩がしてある

取材の一環で体験入店をしてみたキャバクラの入り口に、盛り塩がしてあった。以来、夜のお店とか、あとはラブホテルの入り口にある盛り塩に目が行くようになり、そういえば今まで通りかかったお店にもそういうところが多かったな、と思い出した。 最初に盛り…

2017年に読んで、面白かった本ベスト10

メリークリスマス! 今年も、読んで面白かった本ベスト10をまとめてみる。もし気になる本があったら、サンタさんにお願いしてみてください(今からじゃ遅いか)。ちなみに2017年上半期編はこちら。年間ランキングなので一部重複しております。 aniram-czech.…

何をしたら癒されるのか、についての仮説

「麻薬」「幻覚」「変性意識状態」みたいな単語を目にすると、知らず知らずのうちに顔がニッコニコになっているので、んもう私って本当にそういうのが好きなんだな、と思う(違法なことはしておりません)。現実逃避がしたいのだろうか。 それはいいとして、…

「婚活でパワースポット巡り」なぜダメなの?

「これ、別に当たってなくない……?」と感じることのほうが多いので、基本的に占いを信じていない。とはいえ、美容院とかで雑誌を渡されるとなんだかんだでブツブツ言いながら最後のほうのページを見ているし、またネットの占いも文句を言いつつけっこう見て…

どうしても「待てない」人たちへ

本の受け売りなのだけど、人間を精神的に追い詰める状況は、以下の2パターンのどちらかに分別できるらしい。 ①トラブルがいくつも重なる。まさに「弱り目に祟り目」といった事態。 ②どうにも動きようがなく、じっと待つしかない状況。そのもどかしさと不安。…

多くあたえる人は、多く受けとれる

基本的に、「気前のいい人」でいたほうがいいんだろうな、と思っている。たぶん、これは私が勝手に思っているだけではなくて、日常で私のまわりにいる人や、私のブログを読んでくれている人の多くが、共感してくれることだろう。 「気前のいい人」は、とにか…

「書いている」なんてレベルでは、まだまだ

私たちはだれでも、なんとなく、「ホンモノは、とても純粋だ」と思っている。お金が欲しいからとか、有名になりたいからとか、成功したいからとか、モテたいからとか、そういった感情のすべてを完全に否定するわけではない。でも、そういった感情はやっぱり…

私はまだタイに行ったことがない。

真剣に考えちゃったんですけど、幽霊現象はおそらく見られる幽霊側に主体があるのではなく、見る我々側に主体がある。つまり、下半身を露出してる幽霊が現れないのは、「そんな幽霊いるはずない」という我々の認識の問題。一例でも下半身露出の幽霊が現れた…

「語られて」しまうもの、あるいは編集された人生

インタビュー記事、取材記事、といった類のものがある。数は多くないけれど、私自身も、インタビュー「する」側「される」側、ともに関わったことがある。これらの機会をあたえてくれた人たちに、感謝している。 これらの記事には、大きく分けて二種類あると…

自分で「気付く」ために必要なこと

「ねえ、今すれ違った人、すごく美人だったね」。 街を歩いているとき、一緒にいた知人にこんなことを話しかけられたとする。こういうとき、私はだいたい「えっ、そう? 見てなかった」と返す。「一緒にいた知人」というのが恋人で、ヤキモチを妬いていると…

「境目」はない、という意識で生きてみる。

人は変わる。当然ながら、考え方も変わる。もちろん、1日2日でコロコロ変わっていたら問題だが、数年間単位で考え方が変わることはそう珍しいことではない。 私がここ数年間で、自分で明確に変わったと思う考えは、「境目」ってヤツはどうもないらしい……とい…

好奇心の人、不安の人

人が生きる目的とは何か。それは、自分の遺伝子を次の世代に継承することだ。 ……と言うと、主に「人間」界から異論がわきおこりそうではある。子供を産むことがすべての人にとって重要なわけではない、とか。もちろん、私自身も子供がいない独身だし、「人間…

渋谷のこと

渋谷にまつわる私のもっとも古い記憶は、高校二年生のときのもの。平日に学校をさぼって、友達と映画を観に行った。 私は神奈川県の片田舎の出身なので、渋谷までは、電車に乗って一時間くらいだった。近くもなく遠くもなく、学校をさぼって出かける距離とし…

世界を見る、とは

「学校を出たら、農業をやるんです。だからもうこんなふうに、自由に海外を旅する機会は、あまりなくなるんじゃないかと思います」 と、大学院の退院*1を前にして、とある先輩が言った。それに対して先生*2は、「自由に海外を旅する機会がない? そんなこと…

Twitterのフォロワー数で抜かれたくない人

少し前、大学院時代の恩師がTwitterを始めたのを発見してしまい、ひそかに戦慄した。 フォローせずにそっと見守ろうかとも思ったが、それも卑怯な気がするし、私も私でこれで一応、毎日を精一杯に頑張っているのだ。何も恥ずかしいことなどない。それに、「…

1分間のために100万円

先日、初めて(初めて!)能の舞台を観に行ってきた。予約するときに、GINZA SIXの地下に能楽堂があることを初めて知りました。演目は『花筐』と『鉄輪』。前者は、お慕いしていた継体天皇が上洛するっていうんで別れなきゃいけなくなった照日ノ前が、悲しく…

30歳を過ぎたら

旧石器時代があり、新石器時代があり、青銅器時代があり、そして長い年月のあとにカットグラス時代がやってきた。 目に入った瞬間に惚れてしまう文章というのがある。上の文章はスコット・フィッツジェラルドの『カットグラスの鉢』という短編小説の冒頭だけ…

コミュニティに執着しない

これはちょっとした思考実験だ。少し考えてみてほしいのだけど、たとえばあなたが、明日から「日本」について研究しなければならないという職務を負ったとする。ただし場所はどこでもよろしい、費用は使い放題だ、という条件つきである(いいなそれ)。そう…

人を呪ったっていいじゃない

トルコの民間信仰で、「ナザールボンジュウ」という青い目玉のお守りがある。「トルコの」といったものの、私はこれを、ギリシャでも見たしイスラエルでも見たしヨルダンでも見たしモロッコでも見た。ちょっとうろ覚えだけど、確かスペインにもあった気がす…

運動しても筋トレしても健康になるとは限らない

体を動かすことを習慣として行なうようになって気が付いたことは、「体は頭よりも理解が遅い」ということだ。 お粗末すぎるので、「そんなんやらんでもわかるわな!」と一部の人には思われてしまうかもしれない。しかし、「何でこんな簡単なことできないの?…

天皇にパチンコ玉、奥崎謙三を追う『ゆきゆきて、神軍』

先日、渋谷アップリンクにて原一男監督の『ゆきゆきて、神軍』を鑑賞してきたので感想文を書く。実は初見だったのだけど、脳が沸騰するくらい面白かった。上映後には原監督と映画史研究家の春日太一さんのトークショーがあり、そこで原監督が「これ、30年前…

想像力の向こう側

めちゃめちゃ暗い話なんだけども、数年前、あるブログを夢中で読んでいた。具体名は伏せるが、ブログ主の彼は、自殺を決意していた。勤めていたエロゲーの会社を退職し、あとは働かずに貯金で生活、お金が尽きたところで死ぬという。ブログには、死をむかえ…

恋人の写真は、遺したい派ですか?@センチメンタルな旅

先日に引き続きまたアラーキーの写真展。東京都写真美術館にて9月24日まで。こちらの「荒木経惟 センチメンタルな旅 1971-2017-」は、アラーキーの妻である陽子さんに焦点を当てた展示らしい。 〈センチメンタルな旅〉1971年 より 東京都写真美術館蔵 恋人…

おれのかんがえたさいきょうのワーク&ライフ

ネットや雑誌でたまに見かける情報商材みたいなやつの広告は、眺めてみるとけっこう面白い。わりと適切に、世相を反映している気がする。一昔前、それは札束風呂に美女と入浴しているおっさんであった。あれは情報商材というよりパワーストーン系だった気も…

こんな夢は二度と見たくない

人の夢の話ほど面白くないものはないという自覚はあるので、そういう場合は回れ右をしてもらえればいいのだが、以下は私が見た夢の話である。先日、朝7時頃目が覚めると、天気が悪かったせいか、頭痛がひどかった。幸いその日は夜まで予定がなく、やらなけれ…

スマホからSNSアプリを消して4ヶ月

いつだったか、インターネットで「自分はTwitterのフォロワーが5000人に満たない人には新規で会わない」と公言しているらしい人を見かけたことがある(記述が曖昧なのはうろ覚えだからです、すいません)。これは、いろいろと突っ込みどころがある意見ではあ…

『夫のちんぽが入らない』ことはけっこうよくある

話題になってからだいぶ遅れてではあるけれど、こだまさんの『夫のちんぽが入らない』を読んだ。今回はその感想である。夫のちんぽが入らない作者: こだま出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2017/01/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (21件) を見る 「…

憧れのあの人に近づくために何をするか

ブルース・リー主演の『燃えよドラゴン』は、映画史上で唯一、五大大陸のすべてでヒットした作品なのだそうだ。イスラム教圏の人も、キリスト教圏の人も、仏教圏の人も、みんなブルース・リーが大好き。理由はもちろん、映画の中で「アチョー!」という意味…