チェコ好きの日記

だいたい木曜日の22時に更新されるブログ

謎に包まれたイタリアの小さな村「スカンノ」への行き方・帰り方ガイド、そして珍道中

イタリアの山奥にひっそりと佇む、「スカンノ」という小さな村がある。 イタリアの山奥にあるガイドブックにほぼ載らない小さな村、スカンノ。写真家のアンリ・カルティエ=ブレッソンやマリオ・ジャコメッリがここを訪れて有名な作品を遺してるので、来て…

南イタリア旅行で訪れた都市とかツイートのまとめ

3月末〜4月上旬までの2週間、南イタリアとマルタ共和国へ旅行に行っていた。 どうでもいいことだけど、私、なんとなく自分のしていることを「旅」と表記するのは小っ恥ずかしい気がしていて、文字数に制限があるTwitterなどではその限りではないが、なるべく…

世界は狭くないが、そこまで広くもない

そこまで経験豊富なわけじゃないが、どちらかといえば海外によく行っているほうだと思う。もう二十代のときみたいに一年に一回以上のペースでは旅をしないかもしれないけど、たぶんこれは性分のようなものだから、今後も思い立ったときにどこか知らない場所…

アヘンで人は幸福になれるか?

世の人の苦悩は、たいてい「欲望と現実のギャップ」から生まれる。たいていっていうか、100%そうかも。モテたいのにモテないとか、結婚したいけど相手がいないとか、お金がいっぱい欲しいのにお金がないとか、好きなことを仕事にしてガンガン稼いでモテまく…

STUDIO VOICE vol.412 で「旅にかんするノンフィクション」を紹介しました

掲題のとおりなんですが、「STUDIO VOICE vol.412」にちょっとだけ登場しています。 vol.412のテーマは、「Documentary / Non-Fiction 見ようとすれば、見えるのか?」。ドキュメンタリー映画とかインタビュー記事とかノンフィクションとかの特集なのですが…

Twitterに書こうとしたが文字数を余裕でオーバーしたので

1. 私は30歳過ぎの独身女性で仕事もそこそこお金もあんまないんですが、そのことはほとんど気に病んでおらず、わりと毎日のびのび、楽しく生活している。 2. そんな生き方ができているから、本当はもっと、悩めるアラサーの独身女性に言ってあげられることが…

「大好き」を叫び続けたら夢は叶う……の? まじで?

私のまわりだけかもしれないが、「好きなもの(人、こと)があるなら、それについて積極的に発信していったほうがいい」といった内容のことを、たびたび言う人がいる。ていうか、私自身もどっかで言ってたかもしんない。 上のようなメッセージに関して、私は…

最低な食事と、最高な食事

先日、こんなツイートをした。私、よくごはんを食べ忘れるのです。 ナチュラルに食事を忘れる人間なので、22時くらいにふと心細くなって、原因を考えてみたところ「今日1日何も食べてないからか…!」ってやっと気付くことが多い。たまに「ごはん食べるのって…

30歳女が観る"デキちゃった"映画『イレイザーヘッド』

このブログを書いている人は現在30歳の女性であるが、しかし実際の中身はオッサン……ではなく、ガリガリに痩せている病的にナイーブな16歳の少年である。そう、ちょうどガス・ヴァン・サントの映画に出てくるみたいなね。毎日ストリートでスケボーしてるし。…

書くことがない2.0

1. 実はこっそり、長年そのままにしていたブログのサブタイトルを変更していたことに気付いた人はいるだろうか。そんなわけで、とりあえず2018年の間は、このブログは毎週木曜日の22時に更新される。更新されなくなったときは私が死んだとき……くらいの覚悟で…

人の気持ちは変わってしまう

先月、いつかじっくりお話できたらいいな〜とずっと思っていた方と、ランチをご一緒する機会に恵まれた。その方は、私がスコット・フィッツジェラルドの大ファンであることを知っていたので、「チェコ好きさんは、フィッツジェラルドのどこがそんなに好きな…

【読者寄稿】2年かけて西欧を旅してきたので、役に立った持ち物とか紹介する。

2年かけて、西欧を旅してきた。出発当時の僕は20歳で、今は22歳になっている。今回は寄稿という形でこの場を借りて、僕が2年かけて旅をしてきた中で、持ってきてよかった! と思ったモノを7つと、あと記憶に残っている旅のエピソードなんかも、いくつか紹介…

【感想】『サピエンス全史』×『銃・病原菌・鉄』

1月上旬に『銃・病原菌・鉄(上・下)』を再読して、その上で勢いあまって『サピエンス全史(上・下)』も読み、これらが超〜〜面白かったので以下、要約と私なりの感想を書きます。『サピエンス全史』を中心に、合間に少し『銃・病原菌・鉄』の話をしていま…

「面白い人」論。

「面白い人になりたい」「面白い人に会いたい」。今日も風に吹かれ、どこからともなくそんな声が聞こえてくる。いや、何を隠そう、私自身がそう思っているところがあるのだけど……。 しかし、「面白い人になりたい」なんてことをあんまり大声で言ってしまうと…

【メモ】大麻・アヘンの歴史

※この記事は私が見聞を集め次第、今後もアップデートを繰り返す予定です。 大麻の歴史 年代 地域 記録 B.C.13世紀以前 インド バラモン教の聖典にて大麻の使用が記述されている。医薬品として、もしくは儀式の際に使われていたもよう。中国で漢方薬として使…

ノイエ・ザハリヒカイト 社会の「不安」が生み出す文化

わくわくする、どきどきする、うきうきする! そんな幸せな気分が、いついかなるときも素晴らしいものを生み出すとは限らず、かえってキッチュでくだらないものを生産してしまい、カルチャーの空白地帯になることがある。反対に、倦怠、不安、恐怖、嫉妬、絶…

3時33分と4時44分と『偶然性と運命』

少し前、友人たちと、「私たちはSNSがなかったら今頃どこで何をやってたんだろうか……」という話をしていた。私は今の仕事をSNS上のつながりの中で偶然に見つけているし、友人たちも似たようなものである。私においては、暇を見つけてはインターネットとSNSの…

新しいことを始めるのに、恐怖心は捨てなくていい

何かしらのカルチャーにそれなりの造詣がある者にとって、「1968年」という年について語る際、ネタに事欠くことはない。 私にとってはまず、ワルシャワ条約機構軍によるチェコスロバキアへの侵攻である。他にも、全共闘運動が日本の主要大学を活動停止に追い…

お金と時間。私らしくないことを、する。

1.お金と時間。 今年に入ってからというもの、私は、「ああ〜お金と時間が自由だなあ」と感じることが多々あり、すごく解放感を覚えていた。 というと、私のおおよその収入や勤務形態を把握できそうな近しい間柄の人たちに「いや、アンタそんなに稼いでない…

「夜のお店」の入り口には、よく盛り塩がしてある

取材の一環で体験入店をしてみたキャバクラの入り口に、盛り塩がしてあった。以来、夜のお店とか、あとはラブホテルの入り口にある盛り塩に目が行くようになり、そういえば今まで通りかかったお店にもそういうところが多かったな、と思い出した。 最初に盛り…

2017年に読んで、面白かった本ベスト10

メリークリスマス! 今年も、読んで面白かった本ベスト10をまとめてみる。もし気になる本があったら、サンタさんにお願いしてみてください(今からじゃ遅いか)。ちなみに2017年上半期編はこちら。年間ランキングなので一部重複しております。 aniram-czech.…

何をしたら癒されるのか、についての仮説

「麻薬」「幻覚」「変性意識状態」みたいな単語を目にすると、知らず知らずのうちに顔がニッコニコになっているので、んもう私って本当にそういうのが好きなんだな、と思う(違法なことはしておりません)。現実逃避がしたいのだろうか。 それはいいとして、…

「婚活でパワースポット巡り」なぜダメなの?

「これ、別に当たってなくない……?」と感じることのほうが多いので、基本的に占いを信じていない。とはいえ、美容院とかで雑誌を渡されるとなんだかんだでブツブツ言いながら最後のほうのページを見ているし、またネットの占いも文句を言いつつけっこう見て…

どうしても「待てない」人たちへ

本の受け売りなのだけど、人間を精神的に追い詰める状況は、以下の2パターンのどちらかに分別できるらしい。 ①トラブルがいくつも重なる。まさに「弱り目に祟り目」といった事態。 ②どうにも動きようがなく、じっと待つしかない状況。そのもどかしさと不安。…

多くあたえる人は、多く受けとれる

基本的に、「気前のいい人」でいたほうがいいんだろうな、と思っている。たぶん、これは私が勝手に思っているだけではなくて、日常で私のまわりにいる人や、私のブログを読んでくれている人の多くが、共感してくれることだろう。 「気前のいい人」は、とにか…

「書いている」なんてレベルでは、まだまだ

私たちはだれでも、なんとなく、「ホンモノは、とても純粋だ」と思っている。お金が欲しいからとか、有名になりたいからとか、成功したいからとか、モテたいからとか、そういった感情のすべてを完全に否定するわけではない。でも、そういった感情はやっぱり…

私はまだタイに行ったことがない。

真剣に考えちゃったんですけど、幽霊現象はおそらく見られる幽霊側に主体があるのではなく、見る我々側に主体がある。つまり、下半身を露出してる幽霊が現れないのは、「そんな幽霊いるはずない」という我々の認識の問題。一例でも下半身露出の幽霊が現れた…

「語られて」しまうもの、あるいは編集された人生

インタビュー記事、取材記事、といった類のものがある。数は多くないけれど、私自身も、インタビュー「する」側「される」側、ともに関わったことがある。これらの機会をあたえてくれた人たちに、感謝している。 これらの記事には、大きく分けて二種類あると…

自分で「気付く」ために必要なこと

「ねえ、今すれ違った人、すごく美人だったね」。 街を歩いているとき、一緒にいた知人にこんなことを話しかけられたとする。こういうとき、私はだいたい「えっ、そう? 見てなかった」と返す。「一緒にいた知人」というのが恋人で、ヤキモチを妬いていると…

「境目」はない、という意識で生きてみる。

人は変わる。当然ながら、考え方も変わる。もちろん、1日2日でコロコロ変わっていたら問題だが、数年間単位で考え方が変わることはそう珍しいことではない。 私がここ数年間で、自分で明確に変わったと思う考えは、「境目」ってヤツはどうもないらしい……とい…